KEIKO、小室容疑者とはすでに離婚。「彼は悪いことなんてしていない」と激白

詐欺容疑で逮捕された小室哲哉容疑者(こむろてつや=49)の妻で「globe」のボーカル、KEIKO=ソロではKCO=(36)は4日、関係者に対し「彼は悪くない。悔しくてしょうがない」と思いを激白したという。「スポーツニッポン」が報じている。

同紙によると、KEIKOは1年ほど前から大分県の実家には被害者側から「5億円を返せ」と取り立ての電話が頻繁にあり、「実家に迷惑を掛けられない」という小室の意向をくみ、この日までに離婚届を提出。

02年に結婚して以来、公私ともに小室容疑者と支え合ってきたKEIKO。最も身近で見てきた妻としての思いが、一つ一つの言葉ににじんだ。

著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺容疑で逮捕されたことに「こんなことになって驚いています。どうすればいいのか分からないくらいで、なかなか眠れません」と大きなショックを受けている。

小室容疑者が主導的な役割を果たしたとみられていることについても「彼は悪いことなんてしていない。悔しくて、悔しくてしょうがない。本当に悔しいです。一生懸命に音楽を作って、一生懸命にやっているのに…」と涙声で胸中を吐露。

逮捕前、現在置かれた立場を小室容疑者から説明されたのか「私は事情を知っているだけに悔しくてしょうがないです。この誤解は必ず晴らしたい」と何としても最愛の人を助けたいとの思いを明かした。

周辺によると、離婚届はこの日までに都内の区役所に提出したという。今回の逮捕が直接的な原因ではなく、KEIKOの実家に「小室が金を返さない」と被害者とされる投資家の男性からの借金取り立て電話が続いたことだ。

大分県臼杵市で1905年(明38)から、ふぐ割烹(かっぽう)「山田家」を経営する老舗。娘夫婦を可愛がっていた父親の山田晋太郎さん(享年63)が昨年11月12日に他界し、その直後に東京・西麻布の支店が「ミシュランガイド東京版」の2つ星に選ばれた。

晋太郎さんから受け継がれた味が世界に認められた中、小室容疑者は自らのトラブルで「迷惑を掛けるわけにはいかない」という思いがあったという。それほどKEIKOの家族は、小室容疑者にとって温かく大切な存在だったようだ。 (松野)


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