M-1覇者NON STYLEに出演依頼が一夜で殺到！

(12/24)

「M-1グランプリ2008」で優勝したお笑いコンビ・NON STYLEの元に､さっそく仕事の依頼が殺到しているという。「サンケイスポーツ」が報じている。

同紙によると､放送終了直後に「M-1」大会委員長の島田紳助（しまだしんすけ=52）がレギュラーを務める日本テレビ「行列のできる法律相談所」と「人生が変わる1分間の深イイ話」からの出演オファーを受けたことをはじめ､テレビ番組が30件､雑誌社から10件の仕事依頼が殺到。

22日はオフだった二人だが､この日は朝から情報番組に緊急生出演。

まずは9月までレギュラーを務めていた日本テレビ「ラジかるッ」登場し､ボケの石田明は「先ほどまで飲んでまして～」と寝ずに祝杯をあげていたことを告白。

続いて出演したテレビ朝日「ワイド！スクランブル」では､相方の井上裕介が「一睡もしていません。お風呂も入っていません」と､こちらも優勝祝いが夜通し行われていた様子を告白していた。

まさに一夜にして売れっ子芸人が誕生したわけだが､ちょっとした不安もある。

それは､決勝本戦で審査員たちがしきりに指摘していたように､NON STYLEが“トークを不得意”にしているということだ。

M-1の覇者は､その後急激なスピードでメジャーな売れっ子になるのが通例となっているが､中には例外もある。

2005年の第5回の覇者､ブラックマヨネーズはM-1優勝後､本格的な東京進出の機会をなかなかつかめず､二人が東京在住になったのは､やっと2008年になってからだった。

彼らが06年のチュートリアル､07年のサンドウィッチマンのようには“M-1景気”の波に乗れなかったのは､関西ではウケていた芸風が東京､全国区ではなかなか通用しなかったこと。

そうした“違和感”のようなものは､バラエティ番組のトークのような場面でこそ見られたものだった。

“トーク下手”のNON STYLEの2009年は､さてどうなる？（淺川）