立川志らくが「アダルトビデオは無くていい」と職業差別発言!
落語家の立川志らくが、6月26日放送の読売テレビ『そこまで言って委員会NP』で、アダルトビデオ出演被害防止・救済法(以下:AV新法)をめぐって持論を展開した。同法は、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことにより、18歳や19歳の女性が出演を強要される被害を無くすために制定された。しかし、内容を吟味するとアダルト業界を衰退させる恐れがあるものだとして、激しい議論が巻き起こっている。
立川志らくは、「観たこと無いのかって言われたら観たことあるけどね。だけども、無くていいんですよ、この仕事は。こういったことにも誇りを持っている女優さんがいることは否定はしない。その人がそれで命がけで生きてきたんだから。映画で殺人は実際にはしないけどアダルトビデオは本番やってる。ちゃんとした美学があったりすればいいんだけど、本番しなくたっていいじゃないですか。別に本番じゃなくて、それなりの芝居をして作れば良い。女優さんの親が本番を観たらなんと思う!?」とAV女優自体は否定しないが、実際に性行為をして作品を販売するならアダルトビデオという存在は不要ではないかと言い放った。
彼が本番行為を否定する理由は、次のように述べている。「昔はそんな仕事は無かったわけでしょ。でも(ソープ街の)吉原だとか、生活の事情やなんかで(風俗にカラダを)売った人もいた。それは生活の事情だろうがなんだろうが良くないことだといって、売春防止法っていうのができて吉原が無くなった。なんでこれがあるの?」と、売春が法律で禁止されているのに、アダルトビデオの本番行為が何故許されるのか、という意見だった。
あまりに過激な意見に、「職業差別が酷すぎる」と批判の声も寄せられたが、AV新法が施行されるとアダルト業界は大きな変化を余儀なくされる。今後どうなるのか、立川志らくもきっと内心では気になっているはずだ。
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