｢炎の体育会TV｣打ち切り決定! 高額な制作費と海外ロケ困難が原因か!?

TBS系『炎の体育会TV』が2023年3月をもって打ち切りになることが分かった。2011年10月のスタートから11年半という長期間にわたり人気を博したスポーツバラエティーである。

同局担当者は、「来年4月の改編期で終了することが決定済み。関係各所に報告をしている。各局が力を入れる土曜7時枠で長年放送しており、一定の役目を果たしたと思う」と説明。
番組の魅力は、なんといっても各競技の世界的トップアスリートが数多く出演したことだろう。特にサッカーに関しては、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウド、キリアン・ムバッペなど、スーパースターが登場。番組が用意したチャレンジ企画に挑戦したり、メッシは自宅を日本のメディアに初公開した。

また、オードリーの春日俊彰がボディービルやエアロビクスの大会に出場。フィンスイミングでは日本予選を勝ち上がり世界大会にも出場するなど快挙を成し遂げた。
スポーツの魅力を世間に発信する番組として一定の評価を得ていたものの、海外のスーパースターを起用するには超高額な費用がかかる。しかも新型コロナウイルスの影響で海外ロケが難しくなり、過去に放送した映像を再放送する頻度も増えていた。

民放各局が制作費削減に苦しむ状況で、豪華なセットと超有名なスポーツ選手という何かとお金がかかる企画は難しい状況なのかもしれない。
終了を惜しむ声が相次いでいるが、特番として不定期に復活することが期待される。後番組は、平日ゴールデン帯のバラエティー番組を移動させる予定だという。

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