｢紅白歌合戦｣44年ぶりにジャニーズ歌手ゼロ! 完全に決別か!

NHK『第74回NHK紅白歌合戦』の出場歌手一覧が発表され、1979年以来、実に44年ぶりとなる旧ジャニーズ事務所所属歌手が0人となった。

旧ジャニーズ事務所創業者であるジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、NHKの稲葉延雄会長は「所属タレントへの新規の出演依頼を当面行わない」と方針を掲げていたが、『紅白歌合戦』も例外ではなかった。
たとえ例年番組を盛り上げてくれた同事務所のタレントたちであっても、現時点でオファーするのは適切ではないとの判断だ。

近藤真彦がデビューした1980年から、まさにジャニーズ事務所の歴史をなぞるかのごとく、毎年多くの所属歌手が出場してきた。
2022年もKinKi Kids、関ジャニ∞、King＆Prince、Snow Man、SixTONES、なにわ男子という若手の人気グループが複数登場。ジャニーズタレントが大挙を占める光景が当たり前だった『紅白歌合戦』がついに姿を変える。

同局は、出場歌手の選考にあたり、「旧ジャニーズ事務所のアーティストについては、今回の紅白の出場者選考においては、新規の出演依頼にあたるため、旧ジャニーズ事務所による被害者への補償や再発防止への取り組みが着実に実施されていることが確認されるまで、当面新規の出演依頼は行わないとするNHKの全体方針に沿って進めた結果。出場44組を発表するにあたり、今年の活躍、世論の支持、番組の企画・演出にふさわしい皆さんに出演していただける形になったと思う」と述べている。

旧ジャニーズタレント不在で、視聴率がどう変化するのか、何かと注目される大晦日となるだろう。

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