アンジャッシュがコントをパクられた一部始終! 中国側の呆れた対応!
かつて日本テレビ系『エンタの神様』出演時代、"コント仕掛けのスペシャリスト"の肩書きで人気を博した人気お笑いコンビ・アンジャッシュが自身のコントをパクられた一件について、2月13日放送日本テレビ系『しゃべくり007』で口を開く。

問題のシーンは、中国本土で1月22日(旧正月)放送の年越し番組『春節聯歓晩会』で起こった。
中国の芸人・郭冬臨が披露したコント「超市面試」の内容が、アンジャッシュの持ちネタ「バイトの面接」と台詞まで一致するのである。

本家・アンジャッシュのネタは、バイトの面接に訪れた者(児嶋一哉)と、お店に入った泥棒を捕まえようとする店長(渡部建)が互いに勘違いをしたまま話を進めていくという、彼らが得意な"勘違いコント"。
一方、パクり疑惑が浮上した郭冬臨の「超市面試」では、店長が「君は見るからに(盗みを)やりそうだな」と言うと、面接でつもりの者が「ありがとうございます!」と喜んだり、「こういうこと(盗み)をするのはうちが初めてか?」と訊いて「以前、コンビニで5年ほど(アルバイトを)やっていた」と答えるなど、日本語の台詞をそのまま中国語に翻訳しただけの部分もあったという。

『春節聯歓晩会』放送中から中国のネットユーザーの間で盗作を指摘する声が多数挙がった。アンジャッシュのネタ動画中国語の字幕がついてアップされており、比較して観た人がいち早く気付いたようだ。
しかし、中国・四川省の地元紙『成都商報』1月31日付の記事にて、「超市面試」原作者の一人・姜力琳が「日本コントと似ていると言われるが、偶然の一致。協力者と一緒に昨春に作って、稽古の度に修正している」と盗作疑惑を真っ向から否定した。

唯一、ネタ時間がアンジャッシュの5分に対し、郭冬臨側は12分と倍以上あり一応オリジナルの台詞もあったと言えるが、笑いの落ちの部分は殆ど同一で、もはや言い逃れは出来ない酷似具合。
当のアンジャッシュはスポーツ紙の取材に、「残念なことですが、僕らのコントが中国で少しは通用するのかなと思いました。これを機に中国進出したいです。」と温和なコメントを寄せた。

騒動後、中国国内のインターネットサイトにアンジャンシュのネタ動画が次々と字幕付きでアップされ、ネットユーザーに軒並み好評だとか。
日本のお笑い芸人が他国でも通じると判明したのは良しとして、一向に盗作を認めない対応や、「上海万博」における岡本真夜の楽曲盗作もしかり、日本の文化・芸術をパクる癖は全く改善される気配が見えてこない。
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