プロ野球界にはヤラセのデッドボールが存在する!? 元阪神・亀山努が暴露!
日本のプロ野球界には、一般人が知る由もない悪しき慣習が存在したという。9月12日放送のテレビ東京系『解禁!暴露ナイト』で元阪神タイガースの亀山努(現芸名:亀山つとむ)が明かした。

彼が現役だった1990年代は、"当て合い"と呼ばれる、いわばデッドボールを意図的に当てる投手がいた。特に、ファームからいきなり1軍に昇格した若手の投手が危ないといい、"ヒットマン"と揶揄されていたそう。
ヒットマンは、バッターと一切目を合わせず、投げる瞬間だけバッターの方を見る。その瞬間にバッターは狙われていると気付いて避けないと、大怪我になりかねないデッドボールを受けるのだ。

さらに、バッターボックスに立ち、相手キャッチャーから「おい亀、次当てるぞ」とデッドボールを事前に宣告される場合もあったという。
そうすると亀山努は「肩より下にして下さい」と頼み、キャッチャーが支持を出しピッチャーが指示通りにデッドボールを当てると、「ありがとうございました」と亀山努がお礼を言い、一塁まで走った。

キャッチャーとバッターしか分からないやり取りが行われる時代、チーム練習ではデッドボールを避けたり、怪我しない為背中で受ける練習も行っていたとのこと。コーチに球を投げてもらい、上手く避ける術を身体で覚える。
最近はWBCやオリンピックなど、球団の垣根を越えて一致団結する大会もあり、チーム同士のピリピリしたムードは薄れたが、まだWBCが存在しなかった90年代は"試合は命を賭けた戦"と捉えていたという。

デッドボールが事前に"打ち合わせ"済みだったなんて、当時のファンが聞いたら呆れて大きな反感を買いそうだ。
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