必殺仕事人
[第2話]
辻斬りが横行し、江戸の街は騒然。01/16放送
そんな中、小五郎（東山紀之）は江戸随一の剣術師範と言われる笠原監物（目黒祐樹）と息子の太平（浜田学）を招いて、剣術の指南を受けることになった。
一方、源太（大倉忠義）は若侍たちに絡まれているところを数馬（忍成修吾）という若者に助けられる。
彼は監物の道場で修行中の剣士。
貧しいながらも母のみち（賀来千香子）とともに、幸せに暮らしていた。
やがて、数馬が太平の付け人に指名された。
みちは息子の夢を叶えるため、必死で働く毎日。
源太はそんなみちのため、涼次（松岡昌宏）の仕事の手伝いを紹介する。
だが、数馬は太平や付け人たちが辻斬りの正体だと知る。
数馬はみちに道場を辞めたいと言うが、事情を知らない彼女は辛抱しろと言うばかり。
数馬は悩んだ末に道場を辞めることを決意。
だが、太平たちは口止めのため、数馬を稽古にかこつけて袋叩きに。
数馬は命を落としてしまう。
太平は監物に数馬が死んだのは稽古中の事故だと説明。
みちはただ泣き崩れるばかりだった。
実は監物は太平たちの悪行に気づいていた。
監物は太平に武者修行の旅に出るよう指示。
その間に事件を葬り去っておくというのだ。
みちは偶然、その話を立ち聞きしてしまい、監物に攻め寄る。
だが、監物はそんな彼女を斬り殺した。
お菊（和久井映見）は太平たちを酒に誘って酔わせ、泥酔した彼らを涼次や源太、主水が仕留める。
その頃、小五郎は笠原道場を訪れ、監物を斬り捨てていた。
06/26
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第1話
普段は南町奉行所の中で見廻り役を担当している。
見廻りという役をいいように使い、ろくに見廻りもせず芝居見物に夢中なのが彼の本当の姿。
しかし彼にはもう一つの裏の顔があった。
それは“裏稼業”。裏家業を任せれば周りと比べても非常に腕の立つ仕事人なのだ。
世にあふれる悪者もこの男に目をつけられたらお終いだ。
裏家業界の大ベテランの仕事人。今でこそ若い仕事人に仕事を任せることも多いがその腕は今も健在だ。
しかし相変わらず家では、姑・せんと嫁・りつに邪魔者扱いされており、肩身が狭い毎日を送っている。
果たして今回の主水はどんな熟練技で悪を葬り去るのか。
普段は襖(ふすま)や屏風(屏風)を修理する経師屋として働いている男。
仕事が終われば好きなものを食べて好きなもの飲むことで幸せを感じている優雅な男だが、そんな彼にも裏の顔があった。
彼も裏稼業として仕事人の顔を持つのだ。もちろん仕事の腕も抜群。
筆と針を使った巧みな技で悪を懲らしめる。
普段はからくり仕掛けの人形を作る仕事をしている職人。
しかし、この若さにして“仕事人”という裏の顔を持つ。
仕事人になったきっかけは惚れた女をある事件で殺されたから。
人の尊い命を奪うような悪戯はこの男が許さない。
普段は常磐津の師匠として常盤津節を広めている美しき女性。
しかし彼女も裏稼業の持ち主である。
裏稼業での彼女の役割は主に情報収集。
恨みを晴らすことを願う頼み人たちから“仕事”を請け負い、仲間の仕事人たちに仕事を割り振る役回りだ。
度胸も据わっており、自己主張の強い仕事人たちを一手にまとめている隠れたリーダー的存在。
玉櫛の妹で伊賀忍者として行動している。
今回、姉の玉櫛のあとを追って江戸を訪れた。
そんな彼女は江戸に着くなり、涼次のもとを訪れた。
小五郎の後輩にあたる男。生真面目な性格からか南町奉行所で変人扱いされている小五郎にも、ついつい優しく接しては周りから変わった目で見られている。
普段の楽しみは、小五郎が持参する豪華な弁当をおすそ分けしてもらうことである。
南町奉行所の筆頭を務める同心。強面のわりには声を荒げて怒ることはないが、小五郎のようないい加減な人間に対しては疎ましく思っている。
本当の父親ではないものの、父のように慕う源太と共に、めし処「その」を切り盛りしている男の子。
そんな作太郎の父親は、作太郎がまだ幼いときに亡くなっており、母一人に育てられてきた。
しかしその母親も亡くなり、作太郎の母に惚れていた源太によって引き取られた。
それからは仲良く2人で暮らしている。
小五郎の妻で母・こうと共に渡辺家を発展させようと毎日奮闘している女性。
全ては夫の出世のためと料理の習い事にも通っている。
そんな妻の姿に若干迷惑している小五郎だが、彼女の思いやりに文句は言えないと本音は隠したままでいる。
主水の姑で日頃から主水の駄目ムコ振りには呆れている。
奥様連中からは尊敬を集める存在で、家には各家の奥様方が毎日のように集まっている。
当然これが原因で主水は家に帰りたがらない。
小五郎の姑で、日頃から小五郎の出世ばかりを考えている。
出生の為ならなんのその、料理の鍛錬や健康への気遣いは欠かせない。
どう考えても小五郎から面倒だと思われているのは間違いない。
口癖は小五郎に対し言う「ムコ殿」。
これを聞くたびに小五郎は背筋が凍る思いをしている。
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