必殺仕事人
[第16話]
05/15放送

病にかかったお菊(和久井映見)は小石川薬園の養生所へ行き、女中間の志乃(貫地谷しほり)と医師の池辺四郎(崎本大海)に助けられる。

ちょうどその頃、家族そろっての変死が続出。
疫病の噂が飛び交っていた。

坂本勘助(宇梶剛士)は、小五郎(東山紀之)や伝七(福士誠治)を伴い、小石川薬園の医師・道玄(大杉漣)に調査協力を依頼。
池辺が原因究明にあたることになる。

主水(藤田まこと)は、事件はすべて祝いごとの日に起きていると気づき、涼次(松岡昌宏)に探らせる。
涼次はまず赤飯を売る小豆屋を調べにかかった。
番頭の佐吉(尾上寛之)から赤飯用の小豆を買った涼次は、匳(田中聖)を毒見させるが、異変はない。

やがて、四郎は道玄とともに奉行所を訪れ、毒物は見つからなかったと調査結果を伝える。
だが、それは道玄の圧力によるウソの報告だった。
四郎は変死した人々の残した食べものから毒物を見つけていた。
しかも、それは道玄が四郎に研究を命じた毒物だったのだ。

罪悪感にさいなまれた四郎は、佐吉に真実を打ち明け、奉行所に出頭すると言う。
だが、佐吉はこのことについてはもう忘れろというのだった。

そんな中、涼次は篠山藩が銅山の事故で汚れた毒小豆をもてあましていたことを知る。
藩は道玄に毒を分析させ、致死量に満たない毒小豆を売らせていたのだ。
だが、佐吉は博打で負けた腹いせに毒小豆で人を殺していた。
それを知った四郎は奉行所に訴えようとするが、口封じで殺されてしまう。
さらに、事件のことを知った志乃も、佐吉に刺されてしまった。

瀕死の志乃の依頼で仕事が始まる。
涼次や主水、匳が次々と関係者を仕留めていき、最後に小五郎が佐吉を斬り捨てた。
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キャスト
渡辺小五郎 / 東山紀之(ひがしやまのりゆき)
普段は南町奉行所の中で見廻り役を担当して・・・
中村主水 / 藤田まこと(ふじたまこと)
裏家業界の大ベテランの仕事人。今でこそ若・・・
経師屋の涼次 / 松岡昌宏(まつおかまさひろ)
普段は襖(ふすま)や屏風(屏風)を修理す・・・
からくり屋の源太 / 大倉忠義(おおくらただよし)
普段はからくり仕掛けの人形を作る仕事をし・・・
花御殿のお菊 / 和久井映見(わくいえみ)
普段は常磐津の師匠として常盤津節を広めて・・・
如月 / 谷村美月(たにむらみつき)
玉櫛の妹で伊賀忍者として行動している。今・・・
大河原伝七 / 福士誠治(ふくしせいじ)
小五郎の後輩にあたる男。生真面目な性格か・・・
坂本勘助 / 宇梶剛士(うかじたかし)
南町奉行所の筆頭を務める同心。強面のわり・・・
作太郎 / 前田航基(まえだこうき)
本当の父親ではないものの、父のように慕う・・・
渡辺ふく / 中越典子(なかごしのりこ)
小五郎の妻で母・こうと共に渡辺家を発展さ・・・
中村せん / 菅井きん(すがいきん)
主水の姑で日頃から主水の駄目ムコ振りには・・・
渡辺こう / 野際陽子(のぎわようこ)
小五郎の姑で、日頃から小五郎の出世ばかり・・・
玉櫛 / 水川あさみ(みずかわあさみ)


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