獣医ドリトル
[第3話]
10/31放送

怪我をした捨て犬を連れ、鳥取動物病院を訪れるマユ(大橋のぞみ)。
治療を依頼するマユにドリトル(小栗旬)は「家で飼えるよう親を説得して30万円用意しろ」と言う。

日本最大チェーン・エンペラー動物病院の総院長・土門(國村隼)の元に、柴山農水大臣(佐々木勝彦)が訪れ、孫・詩織(信太真妃)のペットのハムスターを治療してほしいと依頼する。
しかしハムスターは危険な状態になってしまい、緊急の手術が必要になってしまう。

一方、花菱のところには放し飼いにしていたせいで、スリッパのゴム部分を誤飲してしまったフェレットが運び込まれてくる。
花菱はフェレットと飼い主の星奈(平愛梨)をドリトルの元に連れて行き、手術を依頼する。

手術費は60万、更に放し飼いをしないことが条件だとドリトルは言うが、星奈は全く聞く耳を持たず無理やり手術をさせる。

手術後、星奈は父親の門田(段田安則)を病院に連れてくるが、手術が成功したにもかかわらず難癖をつけ、入院が必要にも関わらず手術費を払わずにフェレットを連れ帰ってしまう。

手術費を支払うように何度も門田の家に電話をするものの、門田は年内には払うとはぐらかされてしまう。

その後、放し飼いにしていた為、フェレットは再び誤飲をしてしまう。
星奈は花菱や土門の元にフェレットを連れて行くが、続けての手術は無理なので、
安楽死を勧められてしまう。

その夜、星奈は手術費の取立てに来たドリトルに再び手術を依頼する。
ドリトルは手術費と治療費であわせて80万を要求するが、星奈は藁をもすがる気持ちで手術を依頼する。

一方、富沢から鳥取を紹介された土門は、ドリトルの元を訪れる。
ドリトルはハムスターの手術費300万以上を要求するが、土門は「それでもかまわない」とドリトルに手術を依頼する。

土門親子が見守るなか、ハムスターの手術は行われた。
ドリトルの手早い技術に土門は圧倒させられた。

手術は成功し、あとはハムスターの体力次第。
そんな中、少し目を離した隙にハムスターが入れられていたICUケースのコードが、何者かにより引きちぎられるという事件が起こってしまう。

ドリトルは花菱に助けを求め、何とかハムスターは一命を取り留める。

後日、柴山農水大臣と詩織がハムスターを引き取りに土門のところを訪れると、勇蔵がハムスターのコロンを引き渡した。

ハムスターを手に抱き上げた詩織だったが、そのハムスターは指をなめる癖をせず、詩織コロンじゃないと泣き出してしまう。
「摩り替えたのか!?」と、激昂する柴山農水大臣の元に、ドリトルが本物のコロンを連れてくる。
 
土門はドリトルの腕を賞賛し、ドリトルをエンペラー動物病院に誘うが「金は大好きだが、金に縛られるのは嫌いでね」と、ドリトルはあっさりと誘いを断る。

何とか金を作り、鳥取病院に支払いに来た門田だったが、鳥取はそのお金は貰えないと断る。
父親と手術費のことで喧嘩になってしまった星奈は、家を飛び出して一週間、鳥取病院で徹夜でフェレットの看病をしていた。
そして、治療費も何年かけても自分で支払うにドリトルと約束をしていたのだ。

星奈も自分の元を離れていってしまうのかと、寂しさを感じた門田だが、星奈は父親に気づいて呼び止める。
「パパに甘えてばかりだったから、自分で解決したかっただけ」と星奈は言う。

一方、ドリトルに突き放されてしまったマユの為、あすか(井上真央)は自分で勉強して何とか力になろうとしていた。

犬の病気も無事治り、マユの家でその犬も飼ってもらえることとなったのだが、実際に犬を飼う為には注射や諸々で30万はかかるという。

その話を聞き、始めにドリトルが言っていた「30万必要」はそういう意味だったのか、とあすかはドリトルの優しさを感じる。

不審者の視線を感じたあすかは、鳥取病院に入っていく男の姿を見つける。
追いかけて中に入ってみると、どうやらその男はドリトルの父親のようで、二人は言い争いを始めていた。
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キャスト
鳥取健一 / 小栗旬(おぐりしゅん)
「獣医はビジネス」が口癖。口が汚く金と飼・・・
多島あすか / 井上真央(いのうえまお)
花菱優 / 成宮寛貴(なりみやひろき)
カリスマ獣医。ドリトルとは、考え方・診療・・・
不動ルミ / 藤澤恵麻(ふじさわえま)
花菱優が院長を務める病院の一階でトリミン・・・

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