獣医ドリトル第2話あらすじ完全版

獣医ドリトル

[第2話]

03/02放送

ある日、迷子のイルカが水族館に保護される。
キャンディと名付けられたイルカは調子が悪く、心配した新人飼育員・坂東大吾（増田貴久）は、ドリトル（小栗旬）に治療を依頼する。

イルカを診たドリトルは、高額な治療費を坂東に請求する。
坂東が治療費を払えないと見ると、ドリトルは治療を断り水族館をあとにする。

多島あすか（井上真央）と共に水族館を出ると、二人は花菱優（成宮寛貴）に遭遇する。

ドリトルが花菱に毒づいていると、三人は樋口（蟹江敬三）という男性がトラックの前に飛び出した猫を間一髪で助ける現場を目撃する。

すると翌日、花菱の病院に樋口が助けた猫を連れてくる。
花菱が猫を診ると、猫は手術が必要であることが判明する。

手術ができない花菱は、猫の手術と水族館のイルカの治療をドリトルに依頼することに。

樋口は猫に『ベンガル』と名を付け飼うことにした、樋口がベンガルを助けた話は、美談としてテレビで放送された。

しかし、ベンガルは樋口に懐こうとしなかった。

その理由が思い当たらなかった花菱は、ドリトルにそのことを相談する。
しかしドリトルは、見ず知らずの猫を命の危険を犯してまで助けようとするのはおかしいと言い、樋口の怒りを買う。

花菱が樋口を止めようとし、その際、花菱が手術をできない理由は手を怪我していた所為でなかったことが判明する。

後日、イルカの血液検査をする為、花菱の検査室を借りにやってきた鳥取とあすか。
あすかが「イルカのキャンディの様子がおかしいのは子供とはぐれたからかもしれない」と言ったことから花菱は、ベンガルの不調の理由に気づく。

花菱が樋口に訊ねると、樋口は以前飼っていた猫・初代ベンガルの話をし、ベンガルを初代ベンガルのつもりで可愛がっていたと告白する。
そこで花菱は、樋口はペットロスだったことに気づく。

ベンガルの様子から、ベンガルは元々飼い猫で、元の飼い主のもとに帰りたいのではないかと推測し、花菱は樋口を説得するが、樋口はベンガルを手放すことを拒む。

樋口を説得する為、花菱は自分の手術のトラウマの話をする。
花菱は手術で致命的なミスを犯してしまい、自身が飼っていた犬を死なせてしまった過去があったのだ。それ以来、手術ができなくなってしまったのだ。

樋口はベンガルを元の飼い主に返すことを決め、ベンガルにリードを付けて花菱と共に散歩に出る。

するとベンガルはタバコ屋で反応をし、店に置かれた椅子の上の座布団にちょこんと座ったのだ。
タバコ屋のおじさんによると、ベンガルは『トラキチ』という名で、隣の家に住むトメ婆さんに飼われていて、いつもその座布団の上で日向ぼっこをしていたというのだ。
しかし、そのトメ婆さんは三ヶ月前に亡くなっていた。

樋口はトラキチを初代ベンガルの代わりにしようとしたことを反省し「ごめんよトラキチ」と、涙ながらにトラキチに謝った。

するとトラキチは座布団を降り、樋口に懐き始め、樋口はトラキチを抱きしめた。

一方、イルカのキャンディは、相変わらず餌も食べずどんどん症状は悪くなっていた。
弱音を吐く坂東にドリトルは、「飼育員の癖に命を預かる覚悟もないのか！」と怒鳴る。

そんな時、あすかがイルカのプールに転落してしまう。泳げないあすかを坂東が助けようとするが上手くいかない。
そこへキャンディが二人に近づき、二人をプールサイドまで運んだのだ。

それはキャンディが坂東を仲間と認めた、野生の本能だった。

「自信を持てお前がキャンディを守るんだ」そう言って、ドリトルは坂東に薬入りの魚を手渡す。
坂東がキャンディのところまで泳いでいくと、キャンディは坂東の手から魚を食べたのだ。
あすかが転落したのは、ドリトルがわざと突き落としたからだった。
ドリトルは開き直るが、あすかは「だけど突き落とすことはなかったと思います」と言いむくれた。

その後日、犬の散歩をしていたドリトルとあすか。
そこに助けを求める少女の声が響く。
ドリトルが少女（大橋のぞみ）のところに駆け寄ると、少女の腕の中には怪我をさせれた仔犬がいた。

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