神の雫
[第5話]
第３の対決は両者不正解で、延期されることに。02/10放送
雫（亀梨和也）は豊多香（古谷一行）の「愛しき人」が母でなかったことにショックを受けていた。
そんな中、テイスティング会で雫に負けた長介（田口浩正）が宣言通り、会社に辞表を提出する。
長介はかつて好きだった女性をフランス人に奪われたという理由でフランスワインを毛嫌いしていたという。
彼が会社を出ていった後、その女性から連絡が入った。
今日、フランスに旅立つのだという。
それを聞いた雫たちはあわてて長介を捜し、空港へ行くよう告げた。
長介は今さらそんなことをしてどうすると拒むが、ついに意を決して空港へ。
彼女の前に出ていき、思いを告げようとした長介。
だが、その時、彼女が妊娠していることに気付き、お祝いの言葉とともにワインを差し出す。
それを見ていた雫は優しさと強さを備えた存在とは妊婦だと気づき、一青との対決の答えを思いついた。
長介は雫に礼を言い、会社に残ることを宣言した。
そして、対決当日。
雫は自分の母親を思って選んだというワインで勝負に挑む。
一青もまた自分の母・ほのかを思ったというワインを持ってきた。
２人の選んだワインは同じものだった。
両者とも正解…つまり、豊多香の愛した妊婦とは雫の母とほのかの２人。
一青と雫は母親違いの兄弟だった。
それを知った雫は激高。
だが、一青はそのことにショックを受けたのは自分も同じだと言って、彼の頬を叩く。
03/10
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第1話
ビール会社・太陽ビールで営業をしているごくごく普通のサラリーマン。
その後、会社の命によりワイン事業部に異動させられた。
世界的に有名なワイン評論家の父を持つ雫は、幼い頃からの父親による英才教育に嫌気が差し、父親に反発するかのようにビール会社に就職した。
それなのに結局ワイン事業部…。
しかし親がワインのスペシャリストなだけに、ワインに関する知識はなくとも、
嗅覚や表現力は抜群である。
若手のワイン評論家として徐々に力をつけつつある男。神咲豊多香のワインコレクションを何とか自分の物にしたいと考えた彼は、豊多香に養子縁組をして欲しいと頼み込み養子となった。
豊多香が亡くなってからは、彼が残した遺言を基に、雫と戦うことになる。
フランス料理店で見習いソムリエとして働いている女性。必死の勉強で知識だけはソムリエレベルまで到達しているのだが、ソムリエの認定試験にはなかなか合格できない状態が続いている。
後に、アドバイザーとして太陽ビールに契約社員として雇用されることとなる。
雫の父親で世界的なワイン評論家として各国で活躍している。
世界有数のワインコレクターで、彼が所有しているコレクションワインの市場価格は総額で20億円以上と言われるほどのレア物ばかり。
しかし、以前から患っていたすい臓癌が悪化しこの世を去った。
彼が亡くなったことでコレクションワインの相続問題が勃発することになる。
弁護士。神咲豊多香の遺言作成にも立ち会い、氏の残したワインの管理と相続に関する全てを任されている。
西園寺コーポレーション・SAIONトレーディング社長。ワインインポーター。一青のパトロンである。
ワイン事業部で部長として働いている男。雫の直属の上司である。
ワイン事業部で働く男。昔交際していたフランス人の女性にフラれたことがきっかけで、
それ以来イタリアワインの研究に余念がない。
普段はモデルとして活躍している美しい女性。
一青の異父妹にあたり、日本とフランスのハーフである。
太陽ビールのCMモデルに採用されたことがきっかけで雫と交流するようになった。
ワインバー『モノ・ポール』のオーナーソムリエとして働いている男。
ワインの知識は相当なもので、みやびの師匠としてワインについて伝授している。
神咲豊多香の旧友で、豊多香が最も信頼していた男である。しかし、現在はホームレスとして公園のダンボールハウス『シャトー・ロベール』(自称)で暮らしている。
とは言っても決してお金がないわけではない。
この公園もロベール自身の所有物で、資産も十数億円ある謎の男なのだ。
どうやら雫の才能に興味があるようで…。
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