帰ってこさせられた33分探偵
[第12話]
04/11放送

殺人事件の連絡を受けた六郎(堂本剛)、リカコ(水川あさみ)、氏家警部(沢村一樹)、茂木刑事(戸次重幸)は大阪へ向かう。

今回の事件の被害者は、お笑いコンビ・フランケンズの岸本(板倉チヒロ)。お笑いの舞台で倒れていたのを警備員に発見されたという。現場に六郎が到着した時、茂木が佐野(内田滋)を連れてきた。彼はお笑いコンビ・ケロケロのメンバー。彼は過去に傷害事件を起こしており、氏家とは顔見知りだったという。
殺害理由は、場の空気の読めない岸本への憎しみ。「楽屋前にボコボコに殴った」と佐野はあっさりと犯行を自供した。

しかし、六郎は「事件を33分もたせる」と宣言する。

楽屋に関係者を集めた六郎は、岸本の相方・工藤(出口哲也)に疑いの目をむけた。ピン芸人としてメキメキ売れていく岸本を恨んだ犯行と推理した。
しかし、犯行時間に芸人仲間と食事に行っていたという完璧なアリバイがあった。それに、2人は熱い友情で結ばれていたことも分かる。

六郎たちは聞き込みを開始する。六郎とリカコが現場に行くと、笑いコンビ・ケロケロの中島(尾上寛之)が何かを探していた。

六郎はヒントを得るため、情報屋(はるな愛)を訪ねる。すると、佐野より中島の方が気が短かったという話を情報屋から聞いた。

関係者全員を集めた六郎は、いつものような強引な推理で、中島が犯人と断定する。そりゃないだろと誰もが思った時、なんと中島が犯行を自白する。殺害方法は六郎の推理とは違ったものの、何より事件は六郎のおかげで無事解決するのだった。


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キャスト
鞍馬六郎 / 堂本剛(どうもとつよし)
「鞍馬六郎探偵事務所」を経営する探偵。
誰が見ても犯人が明らかな事件を、独自の推理を展開させ、事件解決を33分までのばすことに命を捧げる変わり者。
そのことから周りから「33分探偵」と呼ばれている。
武藤リカコ / 水川あさみ(みずかわあさみ)
「鞍馬六郎探偵事務所」に勤務する助手の女性。
助手とは言っても仕事のほとんどは来客の対応である。
六郎の指示で調査を行うことも稀にあるがその実力は未知数。
普段は六郎を馬鹿にしている様にも見えるが実は誰よりも六郎のことを信頼している。
大田原刑事 / 高橋克実(たかはしかつみ)
ちょっと頼りない警部。事件が起こると、内容に関わらずますは六郎に協力を要請する。
それはもちろん六郎を信頼しているから。
しかし、流されやすい性格の為、六郎と自分の意見が合わないとすぐに自分の意見をあきらめてしまう。
署内ではハードボイルドの鬼警部として有名らしいが果たしてそれが事実かは疑問…。
アイ / 野波麻帆(のなみまほ)
六郎のことが大好きな鑑識官の助手。
実験にはまったく興味がなく、事件がある度に六郎に合えると喜んでいる。

茂木刑事 / 戸次重幸(とつぎしげゆき)
典型的な熱血刑事。
その熱血具合は周りからも無駄だと言われている。
上司である大田原のことを心から尊敬している。
大田原を尊敬している為、その大田原が信頼を置く六郎にもあこがれの感情を持っている。
最近万引きで逮捕した女性と恋に落ちて結婚した。
情報屋 / 小島よしお(こじまよしお)

鑑識官 / 佐藤二朗(さとうじろう)
理科のでんじろう先生を崇拝する鑑識官。
どんな事件も実験で解決しようとする。
しかし、最近の実験テーマは『スカートめくり』。
助手のアイを相手に科学的にスカートをめくる方法を研究中しているが、まだ完成はしていない。
氏家警部 / 沢村一樹(さわむらいっき)


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