チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸第11話あらすじ完全版

チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸

[第11話]

09/20放送

笹井（小西真奈美）が宇佐美（福士誠治）に連れ去られたことがマンションの防犯カメラで分かる。
やがて、田口（伊藤淳史）のもとに笹井から電話が入り、彼女は20年前の真相を知りたいと告げた。

一方、白鳥（仲村トオル）は島津（安田顕）から借りた20年前の写真を見ていた。
そこには20年前に殺された女子高生と松崎（六平直政）が一緒に写っていた。
二人は教師と教え子だったのだ。

その日、斑鳩（高橋克典）は宇佐美の逮捕状を請求。
すると、何者かから電話が入り、余計な自白されたら困るので、射殺しろと告げる。

笹井と宇佐美は松崎事件の捜査責任者・北山（尾美としのり）の手帳を調べていた。
松崎が取調中に挙げたという真犯人の名前が書かれているのではないかと考えたのだ。

さらに田口と白鳥は「松崎行雄支援者の会」の代表・井野（甲本雅裕）に話を聞いた。
すると、井野は写真の女子高生のことはよく覚えているという。
井野は松崎と同じ塾で働いていて、彼女もそこに通っていたらしい。

続いて二人は弁護士の尾崎（升毅）から話を聞く。
彼が松崎の弁護を引き受けたのは５年前で、詳しいことは知らなかった。
尾崎は冤罪被害を受けたことがあり、白鳥はそのことを追及。
尾崎は明らかに動揺を見せる。

やがて、宇佐美は北山の手帳に真犯人の名前を発見。
笹井を手錠で束縛し、一人で外に出て行く。壁の金具につないで、置き去りにした。
手錠を外した笹井は田口に電話し、宇佐美が真犯人のもとに向かったと告げる。
すると、そこに斑鳩が現れ、電話を切ると、笹井を車に乗せて走り去っていった。

その頃、真犯人は廃ビルで女子高生の首を絞めていた。
女子高生が気を失うと、真犯人は心臓マッサージを施し、蘇生させる。
目を覚ました女子高生の前にいた真犯人は井野だった。

井野がもう１度、女子高生の首を絞めようとすると、背後に白鳥と田口が現れる。

井野は元整形外科医で、脂肪吸引事故で訴えられたことがあった。
その訴訟をきっかけに、実業家に転身していたのだ。
井野は女子高生の首にナイフを当て、田口や白鳥を威嚇。
すると、背後から宇佐見が現れ、井野の後頭部に銃を突きつける。
観念した井野は女子高生を解放した。
井野は松崎を殺したことを白状。自分のことを疑う松崎が邪魔だったのだ。

井野は一瞬の隙を突いて、ナイフで宇佐美を刺して逃走する。
だが、井野は外で待ち構えていた斑鳩（高橋克典）に捕まる。

最初の事件の時、井野は女子高生と話がしたかっただけだった。
だが、抵抗されて、首を絞めてしまった。
心臓マッサージで蘇生させたが、また騒がれ殺してしまったのだ。

その後、松崎が逮捕され、井野は平穏な日常を送っていた。
それから５年が経ち、土手で女子高生を見かけた井野は快楽殺人に目覚めてしまったのだ。

斑鳩は記者会見を開いて、警察を代表して謝罪。
同じ過ちを繰り返さないためにAiを導入することも発表した。

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