牛に願いを Love&Farm第8話あらすじ完全版

牛に願いを Love&Farm

[第8話]

08/21放送

克也（田中圭）は富貴子（市毛良枝）のお別れ会の席で牧場主就任のあいさつをし、日本一の牧場にすると宣言。だが、その頃、高志（玉山鉄二）は彼の牧場が莫大な借金を抱えていることを知ってしまう。そうとは知らない彩華（相武紗季）ら学生たちは、高志や克也の子供の頃のビデオを見せられ、盛り上がっていた。

翌日、高志は美帆子（香里奈）を連れて、農協へ。その姿を見かけた克也は後をつける。高志が職員から牧場の経営状況を詳しく聞いているところへ、克也が飛び出してきて激怒。高志は自分の勝手な行動を謝った上で、困ったことがあるなら、何でも相談しろと克也に告げた。だが、克也は生まれ育った町を捨てようとしている高志には相談などできないと言い放つ。

そんな中、高志は牧場の後継者に無利子無担保で資金を支援してくれる制度があることを知る。だが、将来性を認められた牧場でなければならず、条件は厳しい。奈津美（中嶋朋子）に相談すると、財政の苦しい北美別町には市町村合併の話があることを知らされ、そんな町の牧場に認可がおりるとは考えられないと言われてしまう。

やがて、高志は新聞で牛の品評会の記事を見つけた。入賞した牛は高値で売れると寺西（小日向文世）から聞き、その金で克也を支援しようと提案。統平（小出恵介）からその話を聞いた克也は、きついことを言ってしまった高志に謝りに行く。だが、そこで高志の父、弘志（大杉漣）までもが克也の牧場を助けるために無理をしていたことを立ち聞きしてしまった。

それからしばらくしたある朝、高志らは克也が寺西に馬を預けて旅行に行くらしいと聞かされる。不審に思う彼らのもとに加藤（中村獅堂）が現れ、克也は牧場を売って酪農ヘルパーとして鹿児島へ行くのだと告げた。彩華たちは急いでバス停へ向かい、涙ながらに克也を見送り。その姿を見た高志は、克也一人守れないような北美別町など合併されて消滅してしまえばいいと絶望の言葉をつぶやく。

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ｷｬｽﾄ

高清水高志 / 玉山鉄二(たまやまてつじ)
酪農家の息子として育ち、関東農業大学に進学。だが、都会で交際相手にも不自由しない生活をしていくうち、家業は継がないと決意。やがて、バイトしていた代官山のカフェで雇われ店長を任される。研修で故郷に帰り、両親のもとには帰らないと宣言。だが、故郷の人々や大学の仲間たちとの交流を経て、その思いを次第に変えていく。

真野純平 / 小出恵介(こいでけいすけ)
農水省勤務の父や農学博士の兄を持つエリート。自らも勉強熱心で、研修のリーダー役を務めている。牛や酪農に関する知識はあるものの、いざ実習が始まると、頭で考えていたようには事は進まず、四苦八苦してばかり。それでも、持ち前の情熱で一同を引っ張っていく。

藤井彩華 / 相武紗季(あいぶさき)
短大から４年制大学に編入。卒業までに恋人を見つけたいばかりに、猶予期間を２年間延ばそうとしただけの軽い気持ちで、酪農には全く興味はなかった。だが、北海道での研修を経て、真剣に酪農に取り組もうと決意。東京にキープしている恋人はいるが、関係性は微妙で、次第に高清水に思いを寄せていく。

末永美帆子 / 香里奈(かりな)
ミス農大にも選ばれたことがあるほどの美女。ペットフードの会社を営む親に言われるがままに農大に進学したが、勉強にも何ごとにも無関心。お嬢様育ちのわがままな性格で、当初は仲間たちや研修先の住民たちに疎ましがられる。過保護な親に対して反感を抱いているが、研修期間を経て、親との関係や自分の将来を考え始めるように。

千葉和美 / 戸田恵梨香(とだえりか)
学業優秀。動物好き。教授陣からも厚い信頼を受けている。動物園で飼育係として働こうと思っていたが、自ら牧場を経営しようと思い立つ。その夢に近付くため、研修にも真面目に取り組むが、情熱ばかりが空回りして失敗ばかり。やがて、統平に対して、思いを寄せていくようになる。

芦崎克也 / 田中圭(たなかけい)

高清水弘志 / 大杉漣(おおすぎれん)

寺西悠太郎 / 小日向文世(こひなたふみよ)

芦崎富貴子 / 市毛良枝(いちげよしえ)

津村杏子 / 濱田マリ(はまだまり)