牛に願いを Love&Farm第11話あらすじ完全版

牛に願いを Love&Farm

[第11話]

09/11放送

高志（玉山鉄二）は品評会の会場を飛び出し、腰を痛めて運ばれた弘志（大杉漣）のいる病院へ。だが、高志の顔を見た弘志は自分の牧場の牛を人に任せてきたのかと一蹴する。帰宅するなり、さっそく仕事を再開した弘志に、高志は酪農家としてオヤジにかなうはずがないと正直な気持ちを告白。弘志も絶句してしまう。その頃、会場では高清水牧場が特賞を受賞していた。

特賞受賞で大喜びする学生たちのもとに、グラスウィンドのレース復帰が決まったと連絡が入った。彼らが東京に戻る直前のレースで、みんなで応援に行こうと、ますます盛り上がる。

高清水牧場の特賞受賞とグラスウィンドの復活を祝って、パーティーが開かれるが、その席で高志のことを見つめている彩華（相武紗季）に気付いた統平（小出恵介）は、自分の気持ちを伝えるべきだと背中を押した。その言葉に勇気づけられた彩華は高志のもとへ。だが、跡取りとして嫁をもらわなければならないと、自分や牧場の将来を真剣に考えている様子の高志を見て、彩華は告白することができない。一方、亮太（中田敦彦）も百合（有村実樹）に告白していたが、高志が牧場を継がないなら、自分が婿養子をもらうことになると言われ、何も言えなくなってしまう。

そんな中、奈津美（中嶋朋子）がグラスウィンドの復帰レースに合わせて新聞に寄せた再度住民投票を求める記事が載り、町民たちは彼女に感謝。一段とレースへの期待がふくらんでいく。だが、吉田（相島一之）とすみよ（藤本静）は牧場を留守にするわけにはいかないから、レースには行けないと言う。

レース当日がやってきた。高志が牛舎にいると、統平たちがいつも通りの作業服姿で現れる。町の人たちみんながレースの応援に行けるよう、自分たちが留守を守ることで、実習の最後を飾りたいというのだ。高志と町民たちが競馬場に行っている間に、仕事を始めた彩華は１頭の牛の異変に気付く。高志や寺西（小日向文世）を呼び戻すべきかと迷った彼らだが、美帆子（香里奈）を筆頭に自分たちで看病することに。その頃、競馬場ではグラスウィンドが体調不良で出走できなくなったと発表されていた。がっかりして帰った高志や町民たちは牛の世話も牛舎の掃除も全て完璧に終わっているのを見て、驚く。

そんなある日、弘志は高志に自分がここまでやってこられたのは家族がいたからだと切り出す。そして、自慢の息子なのだから父親にかなわないなどと言うなと叱責。その言葉を聞いた高志は涙を流す。

そして、ついに実習が終わり、学生たちはバス停で町民たちの見送りを受けていた。バスがやってきて、彼らが乗り込もうとすると、高志が突然、自分はこの町に残ると宣言。それを聞いた彩華も意を決して高志への思いを告げ、いつか嫁にしてほしいと言う。亮太も百合に、これで跡取り問題は解決したから、嫁に来てくれと言い、一同笑顔でそれぞれの暮らしに帰っていった。

やがて、冬がやってきて、改めてグラスウィンドの復帰レースが決定。競馬場に出向いた高志の前に統平たちが応援に現れた…。

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