牛に願いを Love&Farm第10話あらすじ完全版

牛に願いを Love&Farm

[第10話]

09/04放送

北美別町の吸収合併に関する住民投票は反対多数の圧勝。だが、賛成に投票したという高志（玉山鉄二）に学生たちは納得がいかない。高志自身も言葉とは裏腹に割り切れていない様子で、励まそうとしてくれた彩華（相武紗季）にも反発。それを見ていた統平（小出恵介）は彩華をかばう中、彼女への思いを口にしてしまう。

そんな中、統平に父親の知人で農林水産省勤務の佐藤（細川智三）から電話が入った。実習の様子を新聞で取材させてほしいというのだ。取材にやってきた佐藤は弘志（大杉漣）の前ではいいことを言っていたが、統平と二人きりになった途端に、日本の酪農は時代遅れで気の毒だと言い出す。それを耳にしてしまった高志は佐藤に殴りかかり、統平や和美（戸田恵梨香）が制止。弘志も現れ、ようやく場が収まる。

その噂を聞きつけた町民たちは合併問題で揺れている時に、役人の心証を悪くしたのではと危惧。そこへ、奈津美（中嶋朋子）が現れ、住民投票の結果に関係なく、吸収合併が決定してしまったと告げる。奈津美自身も合併推進委員会に参加するという。町民たちの生活を守るための苦渋の選択だった。

やがて、統平は佐藤から国際シンポジウムの学生代表パネリストを務めてほしいと声をかかられる。喜んで了承した統平に佐藤は、高志に謝っておいてほしいと謝罪。そのことを伝えるため、牧場に向かった統平だが、高志と彩華の親しげな様子を見て、声をかけられない。

その夜、学生たちはサチ（朝加真由美）から夕食に誘われ、高清水家に集まる。そこで、サチから弘志が牛の品評会に参加することを決めたと聞いて、一同大喜び。だが、牧場を売却して、別の仕事をすることにしたから、最後の品評会なのだと言われ、高志も動揺。だが、学生たちから一緒に頑張ろうと声を掛けられると、高志も笑顔を見せ、張り切り始める。

統平のもとにシンポジウムの日程が届くが、品評会と同じ日だと分かる。和美は最後の品評会だから、協力しようと言うが、統平は自分のことが大事だと言って、シンポジウム参加を決意。高志もこれまでのことを統平に謝り、シンポジウム頑張れとエールを送る。

品評会当日が訪れた。だが、乳質審査のためのヨーグルトを運んでくるはずの和美がいつまでも現れない。彼女の運転する車が車輪を踏み外してしまい、立ち往生してしまったのだ。亮太（中田敦彦）は駅に向かっている統平に和美を見かけなかったかと電話。だが、統平は彼女を探している時間はないと言って、電話を切る。

何とか審査時間直前に和美は会場に到着。みんなで協力して、ヨーグルトを運び出そうとしていると、統平が現れて手伝い始めた。驚く高志たちに、彼は酪農家を守ることが自分の夢だという。

そのころ、弘志が腰を痛めて、倒れた。連絡を受けた高志は品評会会場を飛び出していき…。

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