SPドラマ「外科医 須磨久善」水谷豊が実在の心臓外科医を熱演!!撮影エピソードを語る
(08/24)
水谷豊が「神の手」を持つと言われる実在の心臓外科医・須磨久善さんを演じるという。
テレビ朝日系SPドラマ「外科医 須磨久善」の制作会見が22日、東京都港区の同局で行われた。

ドラマは、「チーム・バチスタの栄光」で作家デビューした海堂尊のノンフィクション「外科医 須磨久善」が原作。世界初の胃大網動脈バイパス手術に成功、日本初のバチスタ手術を行った須磨さんの物語を描いていく。

白衣姿の水谷が、共演の薬師丸ひろ子らとともに会見に参加した。

水谷は「医療ドラマではあるが、患者とその家族の人生が浮き上がってくるドラマになればいいなと思った。一方で師弟関係、夫婦関係にもドラマがあり、その両方の人間ドラマです」とコメント。

「何がこれほど須磨先生を突き動かすのか興味を持ち、やらせてもらった」という。
手術シーンなどの撮影現場には須磨さんが立ち会い、また水谷は個人的に指導も受けたとのこと。

難しい実在の役柄を演じるにあたって水谷は、
「まず最初に先生にがっかりされないように演じようと思った。難しいと思うとキリがないので、難しいと思わないようにした」。
ドラマの見せ場でもある大きな手術は4度あり、水谷は「撮影が終わった時、もしかして僕、手術できるんじゃないかと錯覚した」というほど現実感のあるシーンとなった。

須磨さんの妻役の薬師丸ひろ子は、
「先生は、自分の役は水谷さんで、というご希望があったそうですが、奥様役を誰がやるのかとても気にされていた。とてもすてきなご夫婦で、目の前にいる方を演じるというプレッシャーを感じた。
実際の奥様とは違うかもしれないけれど、水谷さんと“緊張感のない夫婦”を演じられたら、と思った」と語った。

看護婦長役の田中美里は、
「須磨先生の患者さんや手術に対する思いを語る姿と、水谷さんの役者として真摯に取り組む姿がすごく重なって見えた。お二人は似ていて、映像にそれが出ていると思います」とコメント。

恩師役の宇津井健と水谷は、実に33年ぶりの共演だという。
宇津井は「前回も師弟の間柄だった。水谷と宇津井は『師弟』で、『相棒』ではございません!」と場内を沸かせた。

ドラマの放送は9月5日(日)21時からとなっている。
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