巨人･原監督ブチギレ｢納得いかない｣自力V消滅でリーグ4連覇へ赤信号!!

5日､今季最後の中日戦に破れた巨人は自力優勝の可能性が消滅｡
昨季16勝8敗と得意にしていた中日に､今季は9勝15敗と大きく負け越し｡
また､ナゴヤドームでは9連敗と､敵地連敗の球団ワースト記録を更新してしまった｡

巨人の先発は東野｡
前回登板したヤクルト戦では､自己ワーストの2回0/3､6失点でKO｡
今季2度目の中4日で借りを返そうと燃えていた｡

しかし､二回一死一塁の場面で堂上直へ投じた7球目が後頭部をかすめ危険球退場｡

雪辱を誓ったマウンドは開始39分､わずか34球で終了｡
ベンチに戻った東野は､グラブを思い切り壁に叩きつけた｡

試合後､原監督は東野の退場について､
｢僕は審判に敬意を持って接しているが､アピールプレーの中でジャッジしたというのは納得がいかない｣(サンケイスポーツより)
と語気を強め､橘高球審が敵将の落合監督のアピールを受けてから退場を宣告したことに不満を表した｡

エースの降板に奮起したい打線も､14試合ぶりに先発出場した高橋の犠飛で1点を奪うのが精一杯｡

この3連戦で計3得点と､大事な試合が続く中で打線の不調は深刻だ｡

8月27日から広島､北陸､名古屋と続いた遠征は1勝6敗1引き分けに終わり､首位･阪神とのゲーム差は3に広がった｡

｢今は逆風｡風やムードをがらっと変えるプレーが出るといい｡一人一人が男になる､というところでしょう｣(同)
と独自の言い回しで選手にハッパをかけた原監督｡

7日からは､今季11勝5敗と大きく勝ち越している横浜戦｡
指揮官の期待に応え､男になる選手は現れるのか｡

(2010年9月6日)

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