ツインズ･西岡､無念のマイナー降格! ｢これで終わりじゃない｣と再昇格誓う

米大リーグ･ツインズは19日､西岡剛内野手に傘下マイナーの3Aロチェスターへの降格を通告した｡
これにより､西岡は今季開幕戦をマイナーで迎えることが決まった｡

西岡は昨季､ロッテからポスティングシステム(入札制度)を利用してツインズへ移籍｡
正遊撃手として開幕を迎えたが､直後に左すねを骨折し故障者リスト(DL)入り｡
6月16日に復帰してからも調子は上がらず､9月に右わき腹を痛め2度目のDL入りとなると､そのまま出場することなくシーズンを終えた｡

メジャー1年目の成績は､68試合に出場し､打率.226､0本塁打､19打点､2盗塁｡
日本で3度のゴールデングラブに輝いた守備でもミスが目立った｡

雪辱を誓った今季は､キャンプから順調に調整をつづけてきたが､オープン戦では9試合に出場して25打数6安打の打率.240｡
首脳陣に復調をアピールすることはできず､無念のマイナー降格となった｡

この日､キャンプ施設でガーデンハイアー監督から直接通告を受けた西岡は､
｢受け入れるのは難しいが､ここには挑戦しにきているのだし､これで終わりじゃない｣(ニッカンスポーツより)
とコメント｡
悔しさを押し殺して､
｢少しでも早く上がれるように頑張るしかない｣(同)
と必死に前を向いた｡

メジャー40人枠にはとどまった西岡だが､再昇格にするためにはベンチ入り25人枠の選手の故障を待つか､3Aで結果を残すしかない｡
厳しいスタートとなったメジャー2年目だが､日本時代の動きを取り戻すことができれば､必ず再昇格のチャンスは巡ってくるはずだ｡

(2012年3月20日)

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