中日・岩瀬、自ら登録抹消申し出ていた! 高木監督の言動にもううんざり!?
今月2日、再調整のため登録を抹消された中日の守護神・岩瀬仁紀投手。
今季ここまで両リーグ断トツの28セーブを挙げているが、監督推薦で参加した球宴では左肘の違和感で登板を回避。
後半戦が始まってからも調子が上がらず、1日の巨人戦では2-1の9回に登板したが、2安打1四球などで1点を失い、セーブに失敗していた。

守護神の不振に怒りを露にしているのが高木監督。
1日の試合後は、
「きょうは何も言いたくない!」(日刊ゲンダイより)
と怒りで顔を真っ赤にし、報道陣の問いかけを全て無視。
故障以外で岩瀬が登録抹消されるのはプロ入り14年目にして初となるが、
「もう一回、出直すということ」(同)
とあたかも当然といった口ぶりでコメントした。

しかし球団事情通によると、今回の登録抹消を申し出たのは岩瀬本人だったとのこと。
抑えとしてのプライドが高い彼は、高木監督の言動に我慢ならなかったのだという。

「確かに、岩瀬はここ5試合で3試合に抑えに失敗しているものの、本人は親しい関係者に『調子は悪くないし、ましてや自信を失うなんてこともない。抑えをやってたら、こういうこともある』と言っていた。現にここまで40試合に登板して、両リーグトップの28セーブ(3敗)を挙げている。
にもかかわらず、ちょっと打たれると高木監督にこき下ろされるでしょ。それに我慢ができなくなった。歴代最多の通算341セーブを挙げているプライドがありますからね。やってられるかって心境ですよ」(同)

高木監督は、岩瀬が今季初めてサヨナラ負けを喫した7月17日の広島戦後、
「あかんわ、こんな試合を勝てんようじゃ。岩瀬に聞いてくれ!」(同)
と激怒。
岩瀬のプライドを尊重するどころか、敗戦の責任を全て押し付けた。
また、岩瀬の抑え起用にこだわる権藤投手コーチと度々対立。
起用法が定まらない首脳陣の態度も、岩瀬のイライラを大きくした要因かもしれない。

中日は現在、岩瀬の代役として先発要因だった山井を起用。
ここ4試合で1失点3セーブと安定した投球を見せているが、経験不足は否めない。
今後、優勝争いが激しさを増していく中で、百戦錬磨の岩瀬の力が必ず必要になるはずだ。

中日は10日時点で首位巨人とゲーム差4の2位。
高木監督が岩瀬の必要性に気付いた時、まだ逆転可能な位置に付けていればいいが…。
(2012年8月12日)
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