高島彩に5000万円!? 低迷フジテレビが高額ギャラで再起図るも結果は惨敗!?

視聴率3冠を誇ったのは疾うの昔｡
今やNHKも含めた民放テレビ局の中で､フジテレビは視聴率において下位争いをする位置だ｡

そんなフジがかつての輝きを取り戻す足掛かりを掴むべく､同局の元アナウンサー･高島彩(たかしまあや=34)を新番組のMCに抜擢｡
その待遇の良さが同局の必死さを物語っていると話題だ｡
『週刊大衆』が報じている｡

高島がMCとなった新番組は『テレビシャカイ実験あすなろラボ』(フジテレビ系)｡
内容は､テレビを通してより充実した暮らしにしていくべく､社会にあふれている気になるニュースや事象を対象に社会実験を試みるというもの｡
高島とペアを組むMCには､キャスターとしても大活躍する芸人･加藤浩次(かとうこうじ=43)を迎え､盤石の体制を築いた｡
また高島には超高額なギャラが支払われるというから､フジの必死さが垣間見える｡

｢なんと1本100万円｡
これは笑福亭鶴瓶クラスの額で､女子アナとしては破格中の破格｡
フジは元社員の彼女に年間5000万円払うわけです｣(芸能記者:週刊大衆)

高島は2004年から2008年まで､5年連続で｢好きな女子アナ｣ランキングで1位を獲得した人気アナ｡
また実力でもアナウンサー界随一を誇り､フリーになってからも評価は右肩上がりで人気タレントから絶大な信頼を得る｡

｢とにかく､トークなどの仕切りの巧さは"天才"と誰もが認めている｡
女子アナの最高傑作でしょう｡
有吉弘行や千原ジュニアなどもゾッコンで､"アヤパンとなら共演する"という芸能人も数多いですね｣(放送作家:同)

人気･実力共に右に並ぶ者のいない高島に復活を託した形のフジ｡
上層部は女神に祈るような気持ちだというが､4月21日の初回放送の視聴率は6.8%とふるわず…｡
裏番組のドラマ『空飛ぶ広報室』(TBS系)が13.5%､『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)が11.6%だったことを考えると､数字的には惨敗｡

しかし､番組が高視聴率をとれるようになるまでには時間がかかることもあるのかもしれない｡
お昼の情報番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)が良い例だ｡
同番組は放送開始当初､『3分クッキング』(NHK)以下と揶揄されていたが､修正を繰り返しながら放送を続けたところ､今ではあの『笑っていいとも!』(フジテレビ系)を超える視聴率をキープしている｡

放送時間､内容に違いはあれど､修正を加えて根気強く放送を続けることは大切なよう｡
かつてテレビ業界において絶対的な地位を確立していたフジの底力をそろそろ見せる時か｡
そして同局復活の鍵を高島が握れるよう､『テレビシャカイ実験あすなろラボ』では全力を尽くして欲しい｡(草野)