ジャニーズが干される!? フジテレビ新社長は福山雅治所属のアミューズと深い関係!?

4月期ドラマ『ガリレオ』､『ラストシンデレラ』が平均視聴率で1､2位と好調なフジテレビ｡
同社は『SMAP×SMAP』や『サタ☆スマ』などの番組を放送するなど､これまでジャニーズ事務所と関係が深かった｡
しかし同社の新社長の影響で､どうも潮目が変わってきているようだ｡
『週刊実話』が報じている｡

今年5月､フジテレビの社長に亀山千広(かめやまちひろ=57)が就任した｡
亀山は大手芸能事務所アミューズと関係が深く､福山雅治(ふくやままさはる=44)のドラマ『ガリレオ』､織田裕二(おだゆうじ=45)のドラマ『踊る大捜査線』､伊藤英明(いとうひであき=37)の映画『海猿』の製作に携わった人物だ｡
福山は映画『そして父になる』と､『ガリレオ』シリーズの映画『真夏の方程式』で主演を務めているが､どうやら亀山のお気に入りのよう｡
フジテレビ製作の映画で､2本連続の主演を務めるのは異例だという｡

｢フジでは12年の『海猿』や『テルマエ･ロマエ』などで193億円も稼いだ｡
ただ､13年(今年)は､配布された決算説明書のなかでも『13年度は超大作映画の反動減各事業で収益積み上げ』とし､弱気の感は否めない｡
つまり､あまり期待していないということです｡
でも､福山の作品は別格で､最低でも40～50億円の興収が見込まれるので､亀山氏が今後アミューズ一辺倒になるのは避けられないでしょう｣(フジテレビ関係者:週刊実話)

これではフジテレビ側がアミューズとの関係を深めるのも納得だ｡
それに現在のアミューズは､2013年3月期の純利益が過去最高となるなど絶好調｡
フジテレビとしては､このアミューズの勢いに乗りたいという思惑もあるのだろう｡

しかし､ジャニーズの影響力が落ちている原因はこれだけではないという｡

｢『編成制作局長』だったA氏が低視聴率の責任をとらされ､6月下旬に総務局長へ異動｡
A氏は『SMAP×SMAP』を企画から練りあげ､作った人物だが､A氏の存在が大きいのか､ジャニーズ担当を受け継ぐ人物が現われなかった｡
そのため､今､パイプは細くなっています｣(夕刊紙文化部デスク:同)

ここで語られているA氏とは荒井昭博のこと｡
荒井は､『SMAP×SMAP』を始め『サタ☆スマ』､『夢がMORIMORI』､『森田一義アワー笑っていいとも!』などをジャニーズ出演番組を多く手掛けてきた人物｡
彼が番組製作からは程遠い部署に配属されてしまったことで､ジャニーズ離れが加速する可能性もありそうだ｡

フジテレビの方針転換により苦境に立たされたジャニーズ｡
今後の動向にも注目したい｡(佐々木)