錦戸亮が最低視聴率更新! ｢ごめんね青春｣が黒歴史に!

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2014年10月期ドラマは視聴率に伸び悩む作品が多かった｡フジテレビ系月9ドラマ『信長協奏曲』は最終回が10.7%とパッとせず､沢尻エリカ主演の『ファーストクラス』は全話平均6.7%､『女はそれを許さない』は6.1%にとどまった｡そして､2013年7月期『半沢直樹』で視聴率42.2%を記録したTBS系｢日曜劇場｣枠の『ごめんね青春!』も苦汁をなめる結果であった｡

初回視聴率こそギリギリ10%を超えたものの､第2話以降は全て一桁台｡第7話では5.7%を記録｡この数字は､｢日曜劇場｣枠における最低視聴率を更新した｡また､全話平均視聴率7.6%も同枠歴代最低｡最終回は5.8%で､裏番組の沢口靖子主演､テレビ朝日系『ドラマスペシャル科捜研の女』は14.8%を記録しており､『ごめんね青春!』の不人気ぶりを際立たせた｡

脚本を手掛けた宮藤官九郎は11月4日放送のラジオ番組で､｢俺の感覚がみんなからズレてるのか｡俺がズレてるんだなと思うと､不安になっちゃって｡俺が面白いって思うってことはダメなんじゃないかって｣と苦悩を露呈｡｢何かが違ってるんだろうな｣と低視聴率を嘆いていた｡
視聴者からは高評価の声も多く､作品がつまらないと一概に言えるわけではない｡録画率は他の人気作にも引けをとらない数値だった｡

しかしながら､錦戸亮が"数字が取れない役者"というイメージは拭い去れず､宮藤官九郎の今後の仕事にも影響を及ぼすだろう｡｢日曜劇場｣枠そのものの黒歴史でもあり､関係者一同イヤな気分で年末を迎えたに違いない｡(柳井)

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