久本雅美に突きつけられた厳しい現実。もはや笑い視聴率もとれない
(04/15)

久本雅美(ひさもとまさみ=49)が大ピンチだ。

先日、ビデオリサーチが年2回実施している「テレビタレントイメージ調査」が発表され、久本は“女性タレント人気度ベスト20"の圏外に去った。

03年2月度の同調査で2位をマークして以降、久本は長らく10位以内をキープしてきた。が、前回の07年8月度調査で12位にまでダウン。今回でランクから陥落してしまった。

とはいえ、久本は「いきなり!黄金伝説。」(テレビ朝日)などレギュラー6本を抱えている“売れっ子"。今回の結果もさほど影響がないように思えるが、実情は違うようだ。そのあたりの事情を「日刊ゲンダイ」が報じている。

同紙では、「ついに、来るべき時が来たということでしょう」と、芸能評論家の肥留間正明氏のコメントを紹介。

肥留間氏は、「(久本が)テレビに出すぎて飽きられたのが理由だと思います」と、そのレギュラー番組の多さが人気凋落の原因と分析。

「特に最近は若手の女性芸人が続々と登場していて、 “別に久本じゃなくても…"という視聴者が多いのではないでしょうか」と言葉を続ける。

さらに久本の足を引っ張っているのが宗教問題。

「彼女が熱心な創価学会の信者だとアチコチのメディアで報じられているのもマイナスです。宗教に関心のない人が、アレルギーを感じて、敬遠し始めているとも考えられます」

久本は創価学会の広告塔として、公明党議員の応援演説にも積極的に参加して、『久本が応援に行くと必ず当選する』という不敗神話まである。

久本自身も学会の力を借りて、芸能界で今の地位を固めてきたともいえるだけに皮肉だ。

となると、気になるのは久本の今後。久本が現在置かれている状況は、かつての山田邦子との非常に似ている。山田もNHK好感度調査で8年連続1位を記録するなど、わが世の春を満喫していたが、トップから転落してからは人気凋落に歯止めがかからず、そのままフェードアウトしてしまった。

「テレビ局は、落ち目の“大物"はギャラの面などがネックになって、扱いづらいもの。久本も山田のパターンをたどる可能性はあり得ます」

踏み止まれるのか、それともかねてから噂されているように政界を目指すのか…。久本どうする? (松野)
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