「婚活」をしている人は、結婚そのものを実はどう思っているの？　具体的なアンケート調査を実施！！

(03/09)

就職活動のことを略して就活､結婚活動をしていることを略して「婚活」。

要は､幸せな結婚をするために､自分自身を積極的に売り込んでいる人たちの活動というわけだ。

だが､実際に婚活をしている人はどのくらいいるのだろうか。

結婚したいと考えている人に婚活をしていますか､と聞いたところ「している」という人は9.6％にとどまった。

しかし､「現在はしていないが､今後したい」は48.8％に達していることが明らかになった。

男女・年齢別に見ると､男性では40歳以降､女性では35歳以降で婚活を「するつもりはない」と回答する割合が増加。

中でも女性の30 歳～34歳で「（婚活を）するつもりはない」と答えた人は41.5％だが､35歳～39歳では61.5％だった。

では､現在婚活をしているという人は､どのような婚活をしているのだろうか。

女性では「外見に気をつかっている」が50.0％で最も多く､このほか「料理や家事のスキルを磨いている」「ダイエット」（いずれも40.6％）､「合コンへの参加」（37.5％）､「遊びや飲み会への参加」（34.4％）など､自分磨きや出会いの場への参加を積極的に行っているようだ。

男性は「仕事のスキルを磨く」が41.5％で最も多く､以下「収入をアップさせるために努力している」「貯蓄・資産形成」（いずれも31.7％）､「出会い系サイトを利用している」（29.3％）と続いた。

そして､「結婚」というものに対し､どのような意識を持っているかという調べには､女性では「結婚しても生活レベルは落としたくない」（85.5％）や「結婚に重要なのは経済力である」（81.2％）など､女性は男性に比べ結婚に対して経済力を重視する傾向がうかがえた。

男性は「自分の将来が不安で､結婚を考える余裕はない」（45.7％）と､男女間で結婚のための経済的条件に関して､理想と現状がかみ合っていないようだ。

いつの世の中も､男と女にはいろいろあるものだ。（古田鉄寿）