「激闘!大家族!!」でお馴染み・青木家の母親がTBSのヤラセの実態を暴露!
大家族番組の告発ブログか話題になっている。
事実と放送が全く異なっており、その一部始終が台本により決められていたというのだ。

事の真相が書かれているのは、その家族の母親ブログ"信子かあさんの大家族日記”。

この家族は、過去にも何十回とテレビに出たことがある有名な大家族
しかし全ての番組とうまく付き合って行けたわけではないようで、数年前には半年間の密着番組(90分番組)の制作を、3週間で終わらせてしまったという。

その原因は、次の様にブログに書かれている。

「あまりにも、やらせ、というか、…自分を曲げないといけないことが多すぎて、普段しないようなことを求められることが多すぎて、演出があまりにも多すぎて、とてもついていけそうになかったので、…途中でお断りさせていただきました」

と、テレビ局側から度重なる演出を求められたというのだ。
しかし、ここまでは前置で本題となるのはこれから。
最近、「世界びっくり人間」という番組に出演して欲しいという申し出があったそうだ。
その番組は、世界の凄い人(背の高い人や太っている人など)が数日間日本にホームステイを行い、日本の異文化を学び楽しむというもの。
その大家族に紹介されたのは中国雑技団の16歳の女の子で、「一人っ子で、5歳から親元を離れての寮生活なので、大家族体験をさせたい」とのことだった。
ホームステイを過去にも受け入れたことがある家族は、ディレクターの説得から出演を許可した。
言葉が通じないリー・ナンちゃんのため、家族は中国語のカードや絵をたくさん準備。
積極的にコミュニケーションをはかり、学校にも行き、一緒に出かけ、笑顔の絶えない日々を送っていたそうだ。
しかし、スタッフは撮影終了時にある忘れ物をしていった。
それは、「けんかするこどもたち」「喧嘩する子どもたちを一喝する母親」「一人孤立するリー・ナンちゃん」など、あらかじめ仕組まれていたかのように書かれた台本だった。
まさかとは思いつつも、番組を見た家族は驚いた。
事実とは異なる内容放送されていたのだ。

では、いったいどのような違いがあったのか?

放送内容
"朝、柔軟体操をするリー・ナンちゃん。ところが、それに気づいた子どもたちがすぐにやってきて、彼女はちっとも集中できません。”

○事実
「せっかく練習してるのに、見ないの?」とスタッフに言われた子供達は、お母さんの許可を貰い離れて見ていた。しかし、スタッフに近くで見るように促された。

放送内容
練習しているリー・ナンちゃんを、まるで隠し撮りでもするようにケータイで撮影している長男が映し出される。ナレーションは、リー・ナンちゃんが困っていることを伝える場面も。

○事実
スタッフに写真を撮るように促された。

また、1日目から笑顔だったリー・ナンちゃんの姿はなかったことにされ、全てカットされていたという。
子どもの喧嘩のシーンも、スタッフがわざとドアを開けないようにしてトラブルを巻き起こしたそうだ。
それを、番組では子どもがやったかのように放送した。

「世界びっくり人間」という番組は、最初から仕組まれていたのだ。
筋書きは、最初は心が通じ合わずなかなか笑顔になれないリー・ナンちゃんが、徐々に家族に心を開いていていくというもの。

今回の騒動は、佐々木俊尚氏の"Twitter"の発言により広まったとされる。
それによると、番組は「あるある大事典」が捏造問題に問われている頃(正確にはその5ヶ月後くらいらしい)に制作されたんだとか。

この出来事にネット上での反も大きく、「名誉毀損になる」「演出なら演出ですと始めに言えよ」「やらせだとしても酷過ぎる」「子供相手にひどいことするなぁ…」など、局への非難が強い。
多少の演出があることくらいは仕方ないと思えるが、これはさすがにひどいのではないだろうか…?
どうにでも編集できてしまうテレビというものの、恐ろしさを知る一件となった。
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