劇団ひとりが｢いいとも｣でブータン国王の卑劣なモノマネをして非難殺到!

12月28日に放送されたフジテレビ系『笑っていいとも! 年忘れ特大号2011』の恒例企画｢ものまね紅白歌合戦｣で､日本国の品位を落としかねない場面が流れた｡

劇団ひとりとAKB48 秋元才加が､ブータン国王夫妻のものまねを披露したのである｡
ブータン国王夫妻は､東日本大震災が発生した3月11日の翌日､被災者の安全を祈る式典を催し､率先して義援金を集め､3月18日にはおよそ8,000万円を被災地に寄付｡
10月に新王妃との新婚旅行で国賓すると､11月17日には国会で日本を賛辞とエールを贈る長文を読み上げ､あまりの感銘深さに多くの国民が感動したことは記憶に新しい｡

東日本大震災後､諸外国で最も日本を支援してくれたとも言えるブータン国王に､劇団ひとりがいささか顔立ちが似ていることからモノマネを披露したのだろう｡
秋元才加が新王妃に扮し､漫才風の挨拶を言うと､劇団ひとりはアゴを突き出しアントニオ猪木のモノマネをしたり､ビートたけしのモノマネをしてそのまま｢こんな結婚式はイヤだ｣というネタ見せに入った｡

途中､鼻をホジったり変顔をして笑いを取ろうとしていたが､そもそも会場全体が微妙な空気に｡
日本人が外国の国王を小バカにしたネタをやるイコール外国人が天皇陛下をバカにした映像を見せられるのと同等に気分を害するもの｡
よりによって大の親日家であるブータン国王夫妻をパロディー化するのは､失礼極まりなくテレビ番組でやるような事ではない｡

ブログを開設していない劇団ひとりには､彼のTwitter上に多くのユーザーから非難が寄せられている｡
過去にもネット炎上騒ぎを起こした前科者の劇団ひとりは､炎上に備えてアカウントを3つ持つ姑息な手段を取った｡
怒りを覚えた視聴者達は､何としても謝罪するべきと訴え､彼のアカウント全てに抗議を送りつける模様だ｡

また､劇団ひとりと共にブータン国王新王妃のモノマネをした秋元才加や､彼らのネタをTwitter上で絶賛した元『めちゃ×2イケてるっ!』プロデューサー･中嶋優一にも批判が集中している｡

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