南雲吉則がアンチエイジングの9つのポイントを紹介! 「半身浴は体に悪い」
現在57歳にして30代に見える見事なアンエイジングに成功した医師・南雲吉則が、6月8日に放送されたTBS系『ジョブチューン』に出演して、普段実践するアンエイジング法を詳細に明かした。

我々が常識と思っている健康法は、南雲吉則に言わせれば間違いだらけだという。
まず一つ目に、「サウナは冷え症」だと主張。人間は体温が温まると体内で温度を下げようとする働きが生じる。よって、サウナに頻繁に入る人ほど、冷え症になりやすいのだとか。

また、「サウナに入っている時は我々は体温を上げる必要がないから、脂肪を燃焼しない。ただ汗をかいているだけで脂肪は燃焼していない」とも説明。究極的には、水風呂だけに浸かった方が、体温を上げようとエネルギーを消費するので良いという。
女性を中心に今やダイエットの基本になっている半身浴も、冷え症のもとなのだ。

南雲吉則が推奨するアンエイジング法は、基本的にお金が掛からないものばかり。慣れない急な運動は控えるべき。心拍数が上がらず、息が上がらないぐらいのウォーキングを続けるのがお薦め。
「車に乗らないで歩く」「電車は吊革を掴まないでバランスを取る」「席に座ったら姿勢を正す」日常生活のちょっとした時間を有効に利用するだけで、インナーマッスルが鍛えられるそう。

今まで当たり前だと思っていた物事を次々と覆す南雲吉則。しかし、彼のアンエイジング法の成果は、まさに彼自身の若々しい見た目が証明する。では、普段どんな点に気を付けて生活しているのか。押さえておくべき9つのポイントを紹介しよう。

1,夜10時に寝て、朝3時に起きる
2,毎朝水シャワーを浴びる(冷やせば冷やすほど体温調節中枢が働いて深部体温が上がり血流が良くなる)
3,日の出を見る(脳内時計がリセットされる)
4,朝食はガム一個のみ(体内の余計な水分が唾液として抽出されむくみ予防になる)
5,サングラスと日傘を使う(シミ予防)
6,自分の最大歩幅で颯爽と歩く
7,貧乏揺すりをする(長時間座っていると古い血液が足の抹消に溜まってしまう。血液の循環を良くする)
8,おやつは小魚・ナッツ・果物(皮ごと食べる)
9,1日1食の時は好きな物を食べる(お酒も可)

南雲吉則は毎日、1日1食しか食べない。ただ、これは初心者には相当難しく、生活に支障をきたす危険性もあるので、徐々に減らすなど個々に合ったやり方を選んだ方が良いかもしれない。
水分は摂取してよいが、「水を1日2L飲むと血液がサラサラになる」という話は、南雲吉則いわく都市伝説でしかないという。

1日3食きちんと食事を摂り、野菜を最初、炭水化物を最後にまわす「食べる順番ダイエット」や、"プチ断食"のファスティング、そして1日1食スタイルまで、ダイエット法は様々。
南雲吉則のように日々己に厳しく向き合える人は、彼のアンエイジング法に挑戦してみてもいいだろう。
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