フジ､1000人の大規模人事異動! ｢めちゃイケ｣に片岡飛鳥復活!

フジテレビの亀山千広社長が､6月27日付で全社員約1500人の3分の2に相当する約1,000人の人事異動を敢行した｡

ここ数年､視聴率低迷に苦しみ､視聴率ランキングでもテレビ朝日に抜かれ3位に後退｡"視聴率の奪還"を掲げ､なんとしても2位に追い付きたい所存だ｡
同局がテレビ朝日に並ぶ為には､全日で0.7%､ゴールデン･プライム帯限定だと1.3%の差を埋めなければならない(※2013年度データ)｡この数字を見て分かる通り､テレビ朝日は夜19時～22時台の番組で高視聴率を獲得している｡一方､フジテレビはゴールデン帯で苦戦を強いられている｡

18年間にわたり"土8"枠を守り続けた『めちゃ×2イケてるッ!』も例外ではない｡今年度は1桁台を連発｡5月3日放送回では6.4%を記録した｡久々の特番となった7月5日放送回も9.2%と伸び悩み､事態は中々深刻である｡
そこで亀山千広社長は､元バラエティー制作センター制作部長で､2012年にコンテンツ事業局コンテンツ映像センター室長へ異動となった片岡飛鳥を､再び編成制作局バラエティ制作センターゼネラルプロデューサーに戻し､『めちゃイケ』の企画統括担当に復帰させた｡

前身の『とぶくすり』から番組立ち上げに携わり､出演者から多大な信頼を得ている片岡飛鳥が復帰したのは､なんとしても視聴率を上げなくてはならないと上層部も危機感を感じているのだろう｡
ちなみに､2012年にスカパーJSATへ出向した小松純也も､今回の人事異動で編成制作局バラエティー制作センター部長に復帰している｡最後の手を出しきったフジテレビが､2014年下半期テレビ朝日に肉薄する視聴率を獲得することが出来るか｡

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