コードブルー 2nd season
[第6話]
藍沢(山下智久)は“母の死”の真実を知るために、父・誠次(リリー・フランキー)のアパートを訪ねた。藍沢は母親の死を自殺と疑っていた。しかし誠次は、絹江(島かおり)と同じように「事故死」だと答えた。02/15放送
病院に戻った藍沢は、誠次が事故死だと言っていたことを絹江に伝える。ホッとする表情を浮かべる絹江に、藍沢は「嘘ばっかり…」と呟くのだった。
緋山(戸田恵梨香)は脳死の判定を受けた子供の母・直美(吉田羊)に付き添っていた。橘(椎名桔平)から“脳死の説明”と“延命拒否”の承諾を直美から貰うように指示されたからだ。
しかし直美は脳死を受け入れられず、署名を貰えずにいた。
白石(新垣結衣)と藍沢は末期ガン患者・妙子(キムラ緑子)を担当していた。妙子の病状は末期がんで、余命数ヶ月が精一杯なのに、受験生の息子・芳雄(太賀)には「胃潰瘍」と嘘をついて本当のことを話さない。芳雄は妙子にとってたった一人の家族なのだ。
白石は妙子に早く病気のことを話すように妙子を促すが、「迷惑をかけるから」と本当のことを言おうとしなかった。ダメな妙子にとって芳雄は自慢の息子だったのだ。
その頃、藍沢は芳雄に“肝臓がんであること”“もう長くないこと”を話した。そして「話しあうべきだ」と藍沢は諭した。ところが芳雄は母の病気が重いことを知っていた。騙されているフリをしていたのだ。
そんななか、白石の父親・博文(中原丈雄)が病院にやってきて白石への面会を求めてきた。田所(児玉清)の同席する場で、博文は娘がフェローを卒業した後の進路を勝手に話し始めた。それを聞いた白石は「自分の進路を勝手に決めないで」と反発。出て行ってしまう…。
受験に向かう前、芳雄は妙子の病室にやってきた。「これからもずっと自慢の息子でいるから、受験から戻るまで死ぬな」と言った。妙子の目には涙が浮かぶ…。その様子を、藍沢と白石が見守っていた。
一方、子供の脳死を受け入れられずにいた直美。しかし緋山の誠実な態度に心を動かされ脳死を受け入れた。「何がしたいですか?」という緋山の問に、直美は「子供を抱きたい」と答える。本来なら先に署名を貰わなければならないところだが、直美の気持ちを考えた緋山は子供の挿管を外すと直美が胸に抱かせてあげた。
芳雄と妙子のやりとりに何かを感じた白石は、自分から博文の講演先を訪ねた。そこで、なぜ父・博文が白石の進路を強引に決めようとしたのかを知る。博文は進行型のガンに侵されていたのだ…。
直美が子供の脳死を受け入れた後、病院に直美の兄・明彦(松田賢二)がやってきた。直美から子供の延命を諦めた経緯を聞いた兄は、直美が“延命拒否”の署名をしていないことを聞いて、緋山が勝手に呼吸器を外したことを怒り出す。「知り合いの弁護士に電話する」と言って電話をした明彦は「医療過誤だ」と言葉を漏らした…。
一方、病院に誠次が藍沢を訪ねてやってくる。藍沢は不在で、代わりに白石が“一通の手紙”を預かった。それは母親が誠次に書いた手紙だった。投函の日付は…母の死んだ日。
白石から手紙を受け取った藍沢はその手紙を読んで愕然とした。
母親の死は自殺だった。
そして原因は…息子・藍沢の誕生を苦にしたものだった…。
03/22
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第1話
キャスト
藍沢耕作 / 山下智久(やましたともひさ)フライトドクターになるために救命救急セン・・・
白石恵 / 新垣結衣(あらがきゆい)
頭がよく器用で医師としてのセンスを生まれ・・・
緋山美帆子 / 戸田恵梨香(とだえりか)
金持ちの娘。積極的で負けず嫌いで気が強い・・・
藤川一男 / 浅利陽介(あさりようすけ)
家と地元の期待を一身に背負い、浪人生活の・・・
冴島はるか / 比嘉愛未(ひがまなみ)
フライトナース。医師の家系に生まれるが、・・・
橘啓輔 / 椎名桔平(しいなきっぺい)
三井環奈 / りょう(りょう)
田所良昭 / 児玉清(こだまきよし)
森本忠士 / 勝村政信(かつむらまさのぶ)
梶寿志 / 寺島進(てらじますすむ)
/ リリー・フランキー(りりー・ふらんきー)
西条章 / 杉本哲太(すぎもとてった)
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