JIN-仁-第1話あらすじ完全版

JIN-仁-

[第1話]

04/17放送

現代から南方仁（大沢たかお）がタイムスリップをして江戸時代に迷い込んで2年の月日が流れていた。

橘咲（綾瀬はるか）の落ち込みを心配した仁は咲の実家を訪ねる。すると咲の兄・恭太郎（小出恵介）から咲の母・栄（麻生祐未）が脚気だということを知らされる。
恭太郎は栄に医師に診てもらうよう話すが、栄は咲が縁談を破談にしたことで心を深く閉ざし、仁の話をまともに聞こうとしなかった。

栄の病は脚気だった。脚気は食事の偏りが原因で発病する病であるが、当時はそれが分かっておらず“不治の病”として恐れられていた。

栄を救いたいと思う仁は栄が好きな“甘いお菓子”を作って脚気の治療を行おうと考える。そこで編み出したのが、現代で食べているドーナッツだ。仁は餡入りのドーナッツを作ると「安道名津」を託した。

そんなある日、坂本龍馬（内野聖陽）が仁の元を訪ねてきた。佐久間象山（市村正親）がひん死の重体なので診てほしいというのだ。佐久間象山は勝海舟（小日向文世）の師だという。

勝海舟の師といえば、歴史に大きく関わっていることは間違いない。その人物を助けて“歴史を変えてしまうのではないか”と仁は悩んだ。しかし医師としての志から、仁は佐久間を診るために、龍馬とともに京都へ向かう。

佐久間をまさにひん死の重傷だった。しかし仁の治療で命を取り留める。目を覚ました佐久間の言葉に仁は衝撃を受ける。なんと佐久間自身“未来”に行ったことがあるというのだ。佐久間は「神に“変える事を託されている”」と仁に言った。

“すごい治療”をする仁の話を耳にした薩摩藩は、仁を薩摩へと連れていく。仁はそこで虫垂炎を起し床に伏せている西郷隆盛を治療することに。仁は手術を施し、西郷の病を治すのだった。

しかし、たった一人の医師が治せる患者の数は限られている。江戸に戻った仁は、多くの脚気に苦しむ患者を治そうと、“脚気に効く食べ物・道名津”を流行させようと考える。

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