華麗なるスパイ第5話あらすじ完全版

華麗なるスパイ

[第5話]

08/15放送

駐米イタリア大使が料理に混入された爆弾で暗殺された。
吉澤総理（渡哲也）もイタリア大使との会食を控えていて、テロ対策が進められる。

京介（長瀬智也）はそのレストランに潜入するため、オーナーシェフの柏木（梨本謙次郎）による料理人の採用試験を受けて採用。
ドロシー（深田恭子）もホール係に扮して、ともに潜入調査を開始する。

２人はホール係でイタリア人のアレッサンドロ（パンツェッタ・ジローラモ）を怪しいとにらむ。
一方、その店にレストランの格付け本「ミシュラート」の調査が入ることに。
その調査員もテロリストである可能性が出てくる。

そんな中、ソースの味見をした柏木が倒れた。
店員の岸原（中村育二）がカプセルを仕込んだのだが、彼はそれを京介のせいにする。
結局、それで京介はクビになってしまう。

調査を続けたドロシーは柏木と一緒に働いていた相棒が店を辞めてしまったと知る。
その相棒が新たに出した店はかつての柏木の店と同じ味らしい。
柏木はその店の店員を買収して、出汁を調べさせていた。
なぜそこまでするのかと聞くドロシーに、柏木はミシュラートの星が欲しいのだという。

その話を聞いた京介は相棒の店へ出向く。
そこは寺岡（金山一彦）という男が営むラーメン屋だった。
寺岡は柏木のレストランの立ち上げに関わったことを告白。
だが、家族連れにも楽しんでもらえる店を目指していたはずの柏木がミシュラートの星にこだわるようになり、辞めたのだという。

やがて、総理が柏木の店に到着した。
そこにはミシュラートの調査員らしき４人組もいた。
京介は高名な料理研究家に扮して、店に潜入する。

４人組は柏木を呼びつけ、店にクレームを付けた挙げ句、料理は一口しか食べずに下げるよう告げる。
ミシュラートの星が欲しい柏木はただ、それに従うばかり。

だが、オサム（藤原一裕）の調べで、ミシュラートが来るのは翌日だと判明。
４人組は調査員ではないらしい。

彼らが怪しげな行動を起こしたその時、料理研究家に扮した京介が説教を始める。
「料理はそんな風にしかめ面でメモを取ったりしながら食べるものではない。
この店の味は友情によって作られた味なのだから、お前たちに評価などできない」
それを聞いた柏木は感動し、この店はオープンした頃の店に戻すと宣言する。

すると、岸原が怪しげな行動に出た。
ドロシーたちが捕まえると、彼はインターポールだった。
その隙にパティシエの今井（本間しげる）が総理のテーブルに近づく。
京介が扇子を投げつけると、料理からカプセル爆弾が転がり落ちた。

テロリストの今井はイタリア大使にナイフを突き付けた。
それを救いに行った京介は刺されてしまうが、腹にまな板が入っていて助かる。
そして、ドロシーたちは無事に今井を捕まえる。

その後、営業の終わった店内で柏木がワインを飲んでいると、寺岡がやってくる。
昔の店に戻すというのは本当かと尋ねる寺岡に柏木はうなずき、もう一度一緒にやろうと握手の手を差し出した。

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