華麗なるスパイ
[第10話]
09/26放送

吉澤(渡哲也)を撃ったドロシー(深田恭子)は京介(長瀬智也)に「どうしても許せないことがある」と言い残して、警察に連行される。
諜報部では霧山(寺島進)が来栖(世界のナベアツ)やオサム(藤原一裕)、エリス(友近)に拘束されていた。
匠(柄本明)は世界中を灼熱地獄にしようと画策し、京介は阻止しようとするが、相棒のドロシーがいなければ何もできないことに気付く。
京介はドロシーを奪還しようと、三九(杏)とともに留置場に潜入した。

京介に救い出されたドロシーは吉澤を恨んでいる理由を語り始める。
彼女には双子の弟がいたが、ラグビーの試合中に頭に怪我を負った。
当時、厚生労働大臣だった吉澤が救急病院縮小の政策を打ち出していたおかげで、弟は死んだとドロシーは思っているのだ。

続いて、京介は吉澤の入院している病院へ潜入。
吉澤は京介に、人を許すことから全ては始まるのだと告げた。
自分もドロシーを恨んでいないし、京介も母親を許せというのだ。
京介からそれを聞いたドロシーは、再び彼の相棒となる。

京介とドロシーは霧山が拘束されている諜報部へ。
二人は来栖たちになぜ匠のスパイになったのかと追及。
初めは金だと言っていた彼らだが、匠が諜報部以上に自分たちのことを必要としてくれたのだと言う。
いつも事件を解決して、評価されてきた京介やドロシーにはその気持ちは分からないというのだ。
そんな彼らに京介は改めて感謝の気持ちを伝え、もう一度テロリストと戦おうと告げた。

彼らは再び配置に着いた時、匠が世界に向けてミサイル発射準備に入ったと分かる。
匠は吉澤の病室に突入。だが、そこに吉澤の姿はなかった。
吉澤を捜し回る匠を京介が追いつめ、霧山が射撃して身柄を拘束する。

やがて、病室からの生中継で吉澤の記者会見が開かれる。
上昇した気温を下げるべく、国民全員で打ち水をしてほしいというのだ。

その甲斐あって、気温は着々と下がっていく。
諜報部員たちはテロ防止には最新兵器などいらなかったのだと気付かされた。
霧山は京介に、ミッションクリアで諜報部から解放すると告げる。
まだ任務の数を満たしていないと言うが、ここまで人の心を動かしたのだから十分だというのだ。

そんな中、また新たなテロ事件が起こり、ドロシーが現場に向かうと、変装した京介が現れる。
京介は自らの意志でスパイを続けることを選んだのだ。
09/26 第10話


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キャスト
鎧井京介 / 長瀬智也(ながせともや)
口が達者な天才詐欺師。前科13犯で、懲役・・・
ドロシー / 深田恭子(ふかだきょうこ)
変装の達人。6ヶ国語を操る絶世の美女であ・・・
平原三九 / 杏(あん)
記者。好奇心旺盛である。秘密諜報部に興味・・・
吉澤総理 / 渡哲也(わたりてつや)

来栖健一 / 渡辺鐘(世界のナベアツ)(わたなべあつむ(せかいのなべあつ))
射撃の腕は超一流。元自衛隊員である。
オサム / 藤原一裕(ふじわらかずひろ)
元ハッカー。情報解析のスペシャリストであ・・・
エリス / 友近(ともちか)
武器開発担当。
霧山誠一 / 寺島進(てらじますすむ)
内閣情報室・秘密諜報部長。
ジョセフィーヌ / KIKI(きき)
霧山(寺島進)の秘書。
平原源一 / 高田純次(たかだじゅんじ)
定食屋『深川安楽亭』の主人。
平原泉 / 伊藤かずえ(いとうかずえ)
源一(高田純次)の妻。
ミスター匠 / 柄本明(えもとあきら)
国際テロ組織の首領。

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