南極大陸第4話あらすじ完全版

南極大陸

[第4話]

11/06放送

南極での越冬生活が始まった。
倉持（木村拓哉）は隊員各自がテーマを決め、研究をしようと提案する。
氷室（堺雅人）は余計な事をして問題が起こっては困ると反対。
鮫島（寺島進）は自分には学がないからと言うが、倉持はどんな小さなことでもいいと言う。
星野（香川照之）も倉持のその言葉に賛同した。

犬塚（山本裕典）は大学でオーロラについて学んでいたが、本物は見たことがないと言う。
すると、倉持はこんなチャンスはないのだから、頑張れと激励。
逆に犬塚から何をしたいのかと聞かれた倉持は、ボツンヌーテンという山に登りたいと答える。
ボツンヌーテンに登ることは白瀬探検隊の隊員だった父・篤志（渡瀬恒彦）の夢だった。
そんな倉持の気持ちを知った星野は、厳冬期前にボツンヌーテンまでの安全な経路を調査すると告げる。

ある日、犬ぞりで調査に出ていた星野は、樺太犬のベックが血尿を出しいるのを発見。
倉持が谷（志賀廣太郎）にベックの診察を頼むと、腎臓病だろうと言われる。
犬塚から調査の手伝いをしたいと言われた倉持は、ベックの看病とオーロラ観測に専念するよう告げた。

やがて、改めて調査に出た倉持の無線に、ベックが危篤だと連絡が入った。
倉持が基地に戻ると、ベックは一瞬目を覚ますが、また動かなくなってしまう。
谷が診察すると、ベックの心臓は止まっていた。
内海（緒形直人）は、ベックは最後の力を振り絞って、倉持の帰りを待っていたのだろうと言う。
倉持と犬塚はベックを日の丸で覆った木箱に入れて海に流した。

その夜、鮫島がペンギンの調査をしたいと言い出し、倉持もそれを応援した。

翌日の夜、観測小屋でオーロラの研究をしていた犬塚は、疲労が蓄積し眠ってしまう。
すると、机の上の資料が、ストーブの上に落ち、室内が火に包まれてしまった。
倉持は犬塚を救出するが、このまま燃料に引火すれば、基地自体が危ない。

倉持や内海らが何とか消火し、爆発は免れるが、観測小屋やデータ、オーロラ観測機は焼失する。

犬塚は自分の責任だと言って、隊員たちに謝罪。
鮫島は激怒するが、倉持は自分の監督責任だと言う。

そこに星野がやってきて、隊員たちを通信室に集めるようにと告げる。
星野は政府に掛け合って、隊員たちが家族の声を聞けるようにしていた。

子供からペンギンの話を楽しみにしてると言われた鮫島は、研究を勧めてくれた倉持に感謝。
自分には誰からも連絡などないと言う犬塚だったが、妹の美津子（大野いと）や父の淳蔵（矢崎滋）の声が届く。
淳蔵から、帰ってくる時は堂々と胸を張ってこいと言われた犬塚は思わず涙ぐむ。

その後、星野は犬塚に手作りのオーロラ観測機を手渡すのだった。

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