南極大陸
[第7話]
宗谷はアメリカの砕氷艦から離岸通達を受けた。11/27放送
倉持（木村拓哉）は犬たちを救出するため、セスナを飛ばすよう、岩城（宮沢和史）に訴える。
だが、岩城は天候を理由にそれを却下。
白崎（柴田恭兵）も宗谷を外洋に脱出させ、空輸で第2次越冬隊を送り込もうと言う。
それでも倉持はセスナ機を飛ばさせてほしいと言うが、聞き入れてはもらえなかった。
宗谷は何とか外洋に脱出するが、予想以上に燃料を消費し、外洋には１日しか停泊できなかった。
そんな中、宗谷に外務省から電文が届いた。
昭和基地に犬を置き去りにしたことに対し、苦情が殺到しているという。
倉持は岩城に、犬たちのもとに行かせてほしいと頼むが、やはり聞き入れられない。
だが、氷室（堺雅人）はボツンヌーテン登頂の後に遭難した際、犬たちが助けてくれたと言う。
それを聞いた岩城は、倉持に翌日の便で一緒に飛んでほしいと告げた。
だが翌日、天候が悪化し、白崎はセスナは飛ばせないと通告。
第2次越冬を断念し、宗谷は帰国すると告げる。
すると、氷室が白崎に猛反発。
倉持も犬たちをこのまま死なせるくらいなら、自分の手で殺すと言い、青酸カリを差し出す。
それを聞いた星野に殴られた倉持は、ただ絶叫するばかり。
ついに、宗谷は南極を離れ、日本へと向かう。
倉持は船の甲板で、犬たちの名前を叫んでいた。
その頃、犬たちは自分の力で鎖を引きちぎっていた…。
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第1話
第一次南極越冬隊副隊長で、横浜出身、東京大学理学部に所属する地質学者。
戦争で妻を亡くしている。探究心旺盛で行動派。
常日頃から学術研究で海外の山への登頂を切望していたが、敗戦国となってからは願いが叶えられずにいた。
岳志の義理の妹。岳志のことを慕い、日本からサポートする。
感情は表に出さないよう、献身的に支えていく。
第一次南極越冬隊のメンバーで監査役。気象観測担当。
プライドが高く現実主義者。大蔵省の事務補佐官でもある。
学生の頃は倉持とお互いを認め合った友だったが、登山中の事故をきっかけに疎遠に。
第一次南極越冬隊のメンバーで犬ぞり担当。オーロラ観測を行う。
静岡出身の京都大学大学院生。やりたい仕事が見つからない中、地球物理学でオーロラの研究をしている。
第一次南極越冬隊隊長。南極観測の総責任者で、倉持の恩師。
東京大学理学部の名誉教授。
聡明にして勤勉家で、科学と学問をこよなく愛する地球物理学者。
第一次南極観測隊の副隊長で、第一次越冬隊の隊長。
京都大学理学部教授。理学博士であるが地位や名誉に関心がなく、マイペース。
興味を持つと周りの声が聞こえなくなってしまうほど研究に没頭する。
古舘綾子の娘。父親を病気で亡くし、母の実家の農場で兄と暮らしている。
リキは兄と遥香にとって亡くなった父親のような存在。
古舘智大の娘。数年前に夫を病気で亡くしている。
父が樺太犬の研究者だったことから家で樺太犬のリキを飼っている。
第一次南極観測隊のメンバーで、通信担当。
帝都新聞社の通信部勤務。妻が妊娠中。
第一次南極観測隊のメンバー。設営担当。
海上保安庁勤務で、忍耐強い性格。
古舘綾子の息子。父親を病気で亡くし、母の実家の農場で妹と一緒に暮らしている。
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Blau
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