パズル第5話あらすじ完全版

パズル

[第5話]

05/16放送

鮎川（石原さとみ）は資産家の跡取り息子との合コンに参加。そこで、正一郎（笹野高史）という老人から結婚を申し込まれた。彼の先祖は徳川家の金庫番で、屋敷のどこかに財宝が隠されているという。正一郎は隠し場所のヒントとなる暗号の半分しか知らず、残りの半分は彼が結婚すれば自然と分かると言われているという。

話を聞いた鮎川は結婚するフリをして、正一郎の屋敷へ。今村（山本裕典）たちを忍び込ませておいて、財宝だけ奪って帰ろうと企む。怪しげなその屋敷には正一郎の母の布由（草村礼子）や姉の弥生（山本陽子）のほか、千賀子（越智静香）や怜（渋谷琴乃）という花嫁候補がいた。３人の中からテストで花嫁を決めるらしい。弥生はテストを受けていくうちに、財宝のありかのヒントが分かると言う。

まず、３人は壺の中にある小判を記念にもらえると言われる。だが、実は強欲でたくさんの小判をつかもうとする人間は手が抜けなくなるというテストで、鮎川はまんまと引っかかってしまった。

彼女はテストで使われたものに財宝のありかのヒントが隠されていると察し、壺に書かれていた「白」「木」という文字に注目。今村たちはその２文字を合わせた「柏」がヒントだと気づき、地図に「柏が原」という場所を発見した。

次のテストは頭巾をかぶって布由と話すというものだった。そこで、布由から「口は入れるが、鼻は入れぬ。耳は入れるが、目は入れぬ。木は入れるが、水は入れぬ。そこを開く時、中にあるものは」と告げられる。だが、布由の部屋に入った千賀子がいつまでも戻ってこない。やがて、今村たちが柏が原で彼女の遺体を見つける。

次のテストは先祖の棺の置かれた部屋に入って、100数えて外に出るというもの。邪悪な気持ちの持ち主は出てこられなくなるのだという。その部屋に入っていったきり、怜が戻ってこない。やがて、ゆうこ（岩田さゆり）たちが柏が原で彼女の遺体を発見。そばには謎のダイイングメッセージが残されていた。

鮎川たちが棺を調べると、地下に抜け穴を発見。そこを通り抜けると、柏が原につながっていた。今村は布由の出したヒントを解き明かす。答えは「門」。口を入れれば問、耳を入れれば聞、木を入れれば閑。だが、鼻や目や水を入れた漢字は存在しない。開という字の中にあるものは鳥居だと気付く。柏が原の鳥居の中の祠には正一郎の位牌があった…。

弥生はテストを辞めると言い出した。財宝はもう見つかっているというのだ。恐い思いをさせたお詫びにその一部を鮎川にやるから、持って帰れと葛籠を差し出す。だが、鮎川は弥生の着物の柄が怜のダイイングメッセージと同じだと気付いた。

弥生は千賀子に財宝は柏が原にあるかのように伝え、呼び出して殺害。布由と会うテストの時、弥生は頭巾をかぶって千賀子の代わりに参加していたのだ。弥生は怜にも棺の中の抜け道をわざと教え、同じように殺していた。

鮎川に差し出した葛籠の取っ手には刃物が付いていて、そこには毒が仕込んであった。鮎川が手を掛け、その場で死ぬことを狙ったのだ。だが、鮎川にバレてしまい、弥生は刃物を持って襲いかかる。そこに間一髪、今村と正一郎、鎌田（塩見三省）が現れた。

実は本当の正一郎は幼い頃に死んでいた。家の跡取りがいなくなることを恐れて養子をもらい、正一郎と名付けて育てたのだった。跡取りがなくなることを恐れるなら、なぜ花嫁候補を殺そうとしたのだと問いつめられた弥生は何も答えない。鎌田は、弥生は正一郎のことが好きで、誰にも渡したくなかったのだとうと言う。弥生は否定するが、図星のようだった。

やがて、鮎川は財宝のありかは柏手を打てば分かるにに違いないと言い出し、神社へ行く。そこは安産祈願で知られる神社だった。ここで、彼女たちはようやく気付く。結婚すれば自然とありかが分かるという財宝とは、子宝のことだったのだ…。

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