パズル
[第8話]
06/06放送

今村(山本裕典)たちは暴漢に襲われていた女性、椿(中山忍)を助ける。彼女はミステリー作家、墨田(西田健)の秘書だった。3人はお礼として、墨田の最新作の完成祝いパーティーに招かれるが、豪華賞品がもらえると知った鮎川(石原さとみ)もついてくる。その賞品とは億単位の価値はあるだろうと言われる新作の出版権。墨田はこれを暗号解読ゲームの勝者に渡すと告げる。屋敷には編集者の西野(六角精児)、競合出版社の編集者の松村(若林志穂)、墨田の作品をドラマ化しているプロデューサーの曽我(小市慢太郎)、主演俳優の高嶺(袴田吉彦)らがいた。

その暗号とは「夕暮れの山の御瀧の水も枯れ 愛しきものの恨み忘れじ」という和歌。鮎川は「瀧」から「水」を取ったら「龍」になると気付く。屋敷には龍の置物が3つあり「夕暮れ=サンセット=3セット」とはこれのことだと確信。「恨み忘れじ=裏見忘れじ」と解読し、置物の裏を見る。そこにはそれぞれ「人気なき儚き寺の」「鐘の鳴る君恋し我」「誰ぞ知らんや」と書かれていた。

屋敷に「夢の間」があるのを見つけた鮎川は「人気なき儚き」を「儚」から「人=にんべん」を取ると解釈し、この部屋に秘密が隠されているはずだと言う。鍵が掛けられたドアを蹴破って部屋に入ると、中には松村の遺体が…。そばには小さなバネが置かれていた。

鮎川は「鐘の鳴る君恋し我」を「金のなる木、御輿割れ」と解読。御輿の置物を割らせる。御輿には何も隠されていなかった上、500万円以上の価値があると知って焦るが、御輿が置かれていた台に「恋しさに心の戸を開け 火を灯し 北の月見て 君想う我」と新たな和歌が書かれているのを発見した。

やがて、西野の遺体が発見される。そばにはやはりバネが置かれていた。「戸を開け火を灯し=炉」「北の月=背」だと解読した鮎川は暖炉の裏を調べ、隠し扉を発見。中に入っていくと、原稿が入っているらしき封筒をが置かれていた。そのそばには墨田の首吊り死体。鮎川があわてて隠し部屋から飛び出すと、その悲鳴を聞いたという椿がやってくる。

曽我と高嶺は隠し部屋に入っていくが、なかなか帰ってこない。中から扉を開けることができず、叫んでいたが、開けてもらえなかったという。二人が部屋で見つけてきたのは墨田が何者かへの恨みをつづった遺書。の生原稿を見たことがあるという曽我は間違いなく、墨田の筆跡だと言う。椿は松村と西野が印税を横領していて、墨田は二人のことを恨んでいたのだと告げた。

だが、鮎川は墨田は自殺ではなく、椿が殺したのだと言う。松村の遺体のそばにはバネと一緒に木が置かれていた。「バネ=スプリング=春」+「木」=「椿」だというのだ。

椿の恋人は墨田のゴーストライターだった。墨田や松村、西野らは彼からアイデアを搾り取るばかりで、約束していた作家デビューなどさせるつもりはなかった。彼は苦悩の末に自殺。椿は彼の遺書の筆跡をまねて、墨田の遺書を偽造した。ゴーストライターの原稿しか見たことのない曽我は、それを墨田の筆跡だと信じ込んだのだ。

椿は墨田や松村、西野を殺したことを白状。警察に連れていかれる椿は鮎川から50作目の小説はどんな内容だったのかと聞かれ、自分がやった通りのことだと答える…。
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04/18 第1話

キャスト
鮎川美沙子 / 石原さとみ(いしはらさとみ)
受験指導能力を評価されやってきた英語教師・・・
今村真一 / 山本裕典(やまもとゆうすけ)
高校3年で美沙子が担当するクラスの生徒。・・・
神崎明 / 木村了(きむらりょう)
今村らと同じ高校3年生。こちらも成績は常・・・
塚本善雄 / 永山絢斗(ながやまけんと)
今村らと同じ高校3年生。今村・神崎と3人・・・
和田ひとみ / 朝倉あき(あさくらあき)
大道吾郎 / 金児憲史(かねこのりひこ)
鎌田虎彦 / 塩見三省(しおみさんせい)
高村みちる / 佐藤千亜妃(さとうちあき)
松尾ゆうこ / 岩田さゆり(いわたさゆり)
大高雅規 / 中村優一(なかむらゆういち)


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