佐々木夫妻の仁義なき戦い
[第4話]
02/10放送

律子(小雪)との離婚の危機を乗り越えた法倫(稲垣吾郎)は仲直りとして「夫婦生活」に誘う。約1年8カ月もの間、二人には何もなかったのだ。だが、律子は猪木(古田新太)からの電話で誘われ、飲みに行ってしまう。だが翌朝、帰ってきた律子から元気になるからとドリンク剤を渡された法倫は、その愛情に口元をほころばせた。

駅でドリンク剤を飲んだ後、満員電車に揺られていた法倫は下半身が元気になってしまう。周囲の女性に怪しまれないよう、何とかしのいでいた彼は無事に降車駅に着いて一安心。だが、電車を降りたところで女性・山田(京野ことみ)に手を捕まれ「痴漢だ!」と叫ばれる。

事務所では桜庭(小出恵介)がなかなか出社してこない法倫を心配していた。やがて、律子が出社してきた時、警察から電話が入る。律子に弁護を頼みたいと言っている被疑者がいるらしい。その被疑者とは法倫だった。

桜庭とともに警察の接見室へ向かった律子は示談にしたほうが話が早いと言うが、法倫は自分の身の潔白を証明すると主張。律子も仕方なく承諾し、小川(山本耕史)が事務所に手伝いに来ることになる。

法廷で律子は山田に今まで痴漢されたことはないのかと尋ねる。あると答える山田に律子は、なぜ今回に限って訴えたのかと追及するが、ただ気分でとだけ答えられてしまう。

そんな中、法倫と同じ電車に乗っていて無罪を証明してくれるという証人・鶴田(岩佐真悠子)を連れてきた。これで勝てると喜ぶ法倫たちだったが、山田側の弁護士の追及で鶴田には借金があり、桜庭がその金を何とかする申し出ていたことがバレてしまう。有利な証言をするよう買収したという印象を与えてしまったと怒る法倫に、律子は誰のためにそんなことをしたと思っているのかと反論。早く解決しなければ他のクライアントの案件がほったらかしになるのだと言うが、法倫は納得しない。

事務所に戻った蝶野(西村雅彦)は律子が腕時計をゴミ箱に落としてしまうくらい、頑張っているのだと法倫に告げる。法倫は律子がだらしないだけだと思っていた。だが、律子は法倫の一件ですっかりやせてしまい、腕時計が緩くなってしまったのだと蝶野は言う。

やがて、馬場(藤田まこと)は山田の父親が痴漢容疑で捕まっていたことを知る。その時、世話になった横田法律事務所は律子は修習生時代にいたところだった。律子はその事件を担当する横田(ジャガー横田)の補佐に付いて、示談にしたと思い出す。だがその後、家庭は崩壊し、山田の父親は自殺していた。山田は後に律子を見かけ、怨みを晴らそうとしたのではないかと桜庭は言う。

すると、山田が突然、訴訟を棄却してきた。律子が示談を申し込むと装って、相手側の弁護士も同席の上で山田と会ったのだ。示談の交渉は済み、律子はこれで離婚できて、多額の慰謝料がもらえると言うと、山田は異を唱え始めた。法倫が痴漢に「されて」しまってもいいのかという山田の言葉に、律子も相手の弁護士も食いつく。律子から追及された山田は思わず、彼女の頬を叩いた。律子は自分が憎いなら初めからこうしていれば良かったと言い、山田も涙を流す。

法倫の痴漢騒動は一件落着。だが、そんな中、事務所に法倫がかつてフラれた吉田(桜井幸子)が現れ…。
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01/27 第2話


01/20 第1話

キャスト
佐々木法倫 / 稲垣吾郎(いながきごろう)
潔癖主義な弁護士。正義感が強く、助けるべ・・・
佐々木律子 / 小雪(こゆき)
弁護士。大酒飲みで、だらしない性格。減ら・・・
桜庭元 / 小出恵介(こいでけいすけ)
大学を中退し、司法試験の勉強をしながら、・・・
鈴木恵 / 酒井若菜(さかいわかな)
蝶野清 / 西村雅彦(にしむらまさひこ)
小川信司 / 山本耕史(やまもとこうじ)
猪木鉄男 / 古田新太(ふるたあらた)

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