スマイル第4話あらすじ完全版

スマイル

[第4話]

05/08放送

上原東小学校で起きた食中毒の原因は、どうやらもち米だったらしい。
それを知ったビト (松本潤) は、おはぎを差し入れた里菜 (寺本純菜) を心配して花 (新垣結衣) と一緒に病院へ見舞いに行くが、里菜の母親は面会を拒否する。また、おはぎを口にした花も倒れてしまった。ビトは病院で処置を受ける花に付添う…。

その頃、町村フーズには検察庁の強制捜査が入った。
ビトたちの保護観察をしていることが、宗助 (前田吟) を窮地に追い込む。
古瀬刑事 (北見敏之)は、前回のビトの一件でビトや町村フーズ、しおり (小池栄子)に良い印象を持っていないようで、食中毒の原因は町村フーズにあるという方針で取調べを行っているようだった。
その様子を見た一馬 (中井貴一)は、町村フーズや後輩のしおりを守るために弁護をする決意をする。

なかなか素直になってくれないビトに、花は自分の想いをしたためた手紙を渡す。
手紙を渡されたビトは、花に「なんで僕なの…僕は君が思っているような人じゃない」と言うが、その言葉を聞いた花は、爽やかな笑顔を残して去って行く。

その頃、ビトも収監されていた刑務所から林誠二（小栗旬）が保釈される。誠二はかつてビトが所属していたグループのリーダーだ。ビトも誠二に会わなければ、刑務所に入ることもなかったろう…。

町村フーズへの報道陣の取材攻勢はさらに過激さを増していた。外を歩いていたビトと花を見つけた報道陣は、フラッシュをたきながら駆け寄ってきた。
その様子を見た花は苦しい過去を思い出し、その場に気絶してしまう。気絶した花を抱きかかえるビト。騒ぎを聞きつけたブル（風間健二）や金太（河合金太）は、取材陣をかき分けながら町村フーズへと戻っていく。

その様子はテレビで生中継されたが、その様子を食堂でラーメンを食べていた誠二が見ていた…。

一方、意識が戻らない花を看病するビトは、花から貰った手紙を読む。手紙には、ビトの夢であるビトの多国籍料理屋さんを自分も手伝いたいこと、そのために早く声が出せるよう頑張ること、などが書かれていた。花の手紙に、ビトは胸が熱くなるのを感じる。

宗助と一馬は帝国食品の責任者に会いに行くが、責任者は会おうとしない。一馬は帝国食品が納品したもち米が汚染されていたと推測する。

じつは帝国食品がもち米を卸している他の食品加工会社でも食中毒が発生していたのだ。ただ、人数が少なかったので、さほど問題にはならなかったのだ。
しおりは「この事実を警察に話せばいいのでは」と提案するが、一馬は「確固たる証拠が必要だ」と話す。

その夜、ビトは一馬と会っていた。ビトは花の過去を一馬に話していた。
花の父親はマルチ商法の会社のトップで大勢の被害者を出し、現在、刑務所に収監されていた。当時、小学生だった花は、マスコミの取材攻勢を受けたり、学校のクラスメートから激しいイジメを受けたりしたのだ。
その後、福祉課の援助で母親と一緒に東京に移り住む。名前を変えて、穏やかな生活をしていたが、花が高校生のときに、長年、取材を続けてきたライターに見つかり、再びマスコミに追われるようになったという。その時、言葉を失ったそうなのだ…。

ビトは一馬に「僕が彼女を守らなきゃ…」と告白する。それを聞いた一馬は温かく微笑み返し、ビトとビールで乾杯をするのだった…。

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