スシ王子！第5話あらすじ完全版

スシ王子！

[第5話]

08/24放送

母・サヨリ（柏木由紀子）との再会を夢みて気仙沼を出発し、、「銀座一柳」を目指す米寿司（堂本光一）。途中、共に巻き物の極意を学ぶため“巻きのジンベエ”に逢いに河太郎（中丸雄一）と共に勝浦へ向かう。勝浦のヤクザの跡継ぎだった河太郎は、3年間それを拒否して寿司職人になることを目指して家出していたのだ。同級生の浅葱ユリ（貫地谷しほり）と再会した河太郎は、司と共にユリの職場である施設「ツカサハウス」へ。そして、そこにいた園長こそが“巻きのジンベエ”こと牧野神兵衛（赤星昇一郎）だったのだ。ジンベエに弟子入りを志願するも、ジンベエは寿司の世界からすでに引退していた。

父・龍之介（大友康平）が主催するディナーショーでフグの神様とも呼ばれる貴重なクロシオオナガフグを使った寿司を作ることになった河太郎。ところがディナーショー当日、フグの神様が姿を消してしまったのだ。犯人は龍之介の組を乗っ取ろうと企んでいた組員・十文字（菅田俊）。敵対する組に頼んで盗ませたのだ。
　
フグを取り返そうと、敵地に乗り込む司。そこに現れたのは、「銀座一柳」からの刺客、寿司職人・鱗林勝男（板尾創路）だった。フグの神と寿司職人としてのすべてを賭け、鱗林との握り対決に挑む司。無駄のない素早い手さばきと深い呼吸により真空を生む“真空千手握り”で神兵衛をうならせ、司を圧倒した鱗林。対する司はユリの持っていたボタンで鰹の目を隠し、生のまま握る。スダチで臭みを消して鰹本来の味を巧みに引き出した司の寿司に神兵衛は大満足。この勝負は司の勝利に終わり、フグも司たちのもとに。

ようやくフグの寿司を握ることになった河太郎。ディナーショーに参加した組長たちに寿司を振舞うが、龍之介は河太郎がフグの免許を持っていないことを知っていた。司は、息子の寿司への情熱を体を張って試したかった父の気持ちに気づいていた。父の愛情を知った河太郎は、龍之介と和解。龍之介も組は自分の代で解散することを決め、息子を応援する。

一方、司の弟子入りを認めた神兵衛は昔の弟子、“スシウルフ”の話を司にする。弟子の名は一柳洋（成宮寛貴）。聞けば司の双子の弟だというのだ！　思いもよらなかった弟の出現に戸惑う司。そして、そのころ「銀座一柳」では大騒動が湧き上がっていた。司の弟、洋が戻ってきたのだ。

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