スシ王子!
[第3話]
08/10放送

気仙沼に到着した米寿司(堂本光一)のもとに河太郎(中丸雄一)が現れる。河太郎は「全てはづけの閻魔が知っている」と記された奥平海月(山下真司)の手紙を持ってきたのだ。司はさっそく“づけの閻魔”探しを開始するが、その矢先、河太郎のカバンがひったくりにあってしまう。犯人は旅館「はやし屋」の主人・林田カンパチ(酒井敏也)。東京の日本料理店で鍛えた腕のいい板前だったカンパチ。気仙沼で開いた旅館もかつては人気ナンバーワンだった。だが2年前の食中毒騒動で旅館は休業、カンパチはギャンブルにのめり込んでしまったのだ。
旅館の借金取立て屋に襲われた司。助けてくれた野呂山鉄平(松山幸次)の親方が“づけの閻魔”だと知り、親方に会うため「北山鮨」へ向かう司。しかし“づけの閻魔”は醤油の仕込みでいつ戻ってくるかわからないという。「醤油なんてどこにでもあるのに」という司に、野呂山は親方にあっても無駄だと言い放つ。
時を同じくして、「銀座 一柳」では、総長の一柳銀次郎(若林豪)と店長一柳鱒太郎(西村雅彦)が米寿家の血を断とうと司をつぶす計画をしていた。
司と河太郎は、旅館再建に向けて弁当屋さんを始めたカンパチの娘・ヒカリ(市川由衣)を手伝うことに。3人の前に鱒太郎からの刺客、「銀座 一柳」の寿司職人・赤月真九郎(葛山信吾)が現れ、司のマグロのづけを酷評する。赤月が「銀座 一柳」の職人だと知り闘いを挑む司だが、赤月は相手にしない。
その頃、河太郎はカンパチがチンピラに車で拉致されるのを目撃する。途中で衝突したバイクに協力してもらい追跡するが、あえなくチンピラに捕まってしまう。司たちが駆けつけると、そこにはカンパチの旅館に食中毒を仕掛け休業に追い込んだライバル旅館「はまや」と結託するリアス式海岸観光協会の小田島(佐渡稔)の姿が。食中毒騒ぎが小田島らの仕業だと確信するヒカリ。
敵と格闘を始める司。そこへ河太郎に手を貸したバイクの持ち主が現れる。実は彼こそが“づけの閻魔”北山鯛造(夏木陽介)だった。司は驚き一瞬ひるんでしまうが、ウオノメ症候群が発症しチンピラ達を叩きのめす。
父の旅館の食中毒騒ぎの真相を知ったヒカリは司達と「はまや」へ乗り込んだ。「はまや」の女将の浜野波路(秋山菜津子)に、味とサービスで正々堂々と勝負するよう訴える司。そこへ、赤月が現れ、衝撃の事実を告げたのだ。赤月は、北山の「銀座 一柳」時代の最後の弟子だというのだ。小田島の提案で赤月と勝負することになる司。勝てば「はやし屋」の借金はなかったことに、負ければ「はやし屋」は気仙沼を出る、という賭けをすることに。赤月と勝負することを決めた司は、北山のもとを訪ね、弟子にしてほしいと頼む。野呂山とギョク(玉子焼き)対決をして勝てば弟子にしてやるといわれ、自信満々で勝負に挑む司だったが、結局野呂山に負けてしまう。鮫島に勝ったことで調子に乗り、父の教え「カンヌンキギダキ(神様が頂く分だけ)」という寿司職人が忘れてはならない大切な精神を失っている司を「弟子にはできない」と追い返すのだった。

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08/30 第6話


08/24 第5話


08/17 第4話


08/10 第3話


08/03 次回予告


07/27 第1話

キャスト
米寿司 / 堂本光一(どうもとこういち)
過去"スシ王子"の愛称で全国に名を轟かせ・・・
河原太郎 / 中丸雄一(なかまるゆういち)
通称・河太郎。スシ職人の見習いをしている・・・
源ウミ / 加藤夏希(かとうなつき)
出版社に勤務している。司のスシ職人復活へ・・・
奥平海月 / 山下真司(やましたしんじ)
司の亡くなった父のことを知る人物。現在で・・・
一柳鱒太郎 / 原千晶(はらちあき)
一柳洋 / 成宮寛貴(なりみやひろき)
鮫島竜太 / 袴田吉彦(はかまだよしひこ)
朝比奈庄月 / 篠井英介(ささいえいすけ)
林田ひかり / 市川由衣(いちかわゆい)
浅葱ユリ / 貫地谷しほり(かんじやしほり)

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