楽天･田中将大､ライバルに斎藤佑樹ではなくアノ人を指名!! 斎藤は眼中にナシ!?

楽天･田中将大投手が1日､地元である兵庫県･伊丹市内のホテルで行われた激励会に参加｡
来季は高校時代のライバル､斎藤佑樹投手(早大)との対戦に注目が集まるが､本人は別の選手の名をライバルとして挙げた｡

田中は今季､右太もも裏肉離れ､右大胸筋部分断裂と2度のケガでプロ入り後初となる長期離脱を経験｡
勝ち星こそ二ケタ11勝を挙げたが､チームは最下位に低迷した｡
若きエースとしてその責任を強く感じている田中は､
｢まず1年間マウンドに立つこと｣(デイリースポーツより)
とシーズン通してマウンドを守ることを約束｡
｢星野監督を､チームのみんなで男にしたい｡来年はぜひ､この場で優勝報告が出来るように頑張ります｣(ニッカンスポーツより)
と力強く宣言した｡

激励会前には､母校である伊丹市立昆陽里小学校を訪問｡
生徒から､
｢手ごわい相手､倒したい相手は?｣(デイリースポーツより)
と質問されると､
｢同い年の巨人の坂本｡1番でチームを引っ張っていっている｡あいつには負けられない｣(同)
と通算8打数4安打と苦手にしている同級生の名前を挙げた｡

この前日､同じく同級生の広島･前田健投手とテレビ番組の企画で対談を行った田中｡
同級生で最も対戦した投手を聞かれると､
｢なんでそんなこと聞くんですか､何を言わせたいんですか!!｣(サンケイスポーツより)
と冗談めいた口調ながら､先にプロ入りしているプライドを覗かせていた｡

斎藤を中心に"ハンカチ世代"と呼ばれることが多い1988年生まれの選手達｡
田中､坂本､前田とプロで結果を残している選手が多いだけに､来季は世代の中心を巡る争いに注目が集まりそうだ｡

(2010年12月2日)

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