横浜･村田修一がマジメ宣言もチームメートは｢簡単には変わらない｣と半信半疑!?

先日､ロッテから横浜に移籍してきた橋本将捕手が契約更改の場で､
｢こんなチームもあったのかと感じた｣(スポニチアネックスより)
と横浜のチーム事情を暴露｡
試合中にも関わらず､ベンチ裏でゲームをしたりタバコをふかす選手の存在が明らかになった｡

橋本と同じくロッテから移籍してきた清水直行投手は､17日の契約更改でチームのそうした現状を認めながらも､
｢チームが若いし､この1年間はけっこう遠慮した｣(日刊ゲンダイより)
とコメント｡
若手の指導役としての期待も大きかった清水だが､移籍組ということから思うように発言できなかったようだ｡

しかし､そんな清水に唯一､口を開かせたのが来季からキャプテンに就任する村田修一内野手だったという｡
｢(アドバイスは)言ってるよ､村田に｡シーズン中も結構言ってたんだけどね｡(僕は日本)大学の先輩でもあるし､アイツ以外(言うヤツ)いないでしょ｡アイツが変わらないと｣(同)

橋本の暴露以前から素行に問題がある選手として名前が挙がっていた村田｡
大人しくしていた清水でさえ､そのやりたい放題の言動には我慢できなったようだ｡

しかし､来季キャプテンに任命されたことで村田の心境にも変化が生まれている｡
15日の契約更改では､
｢(今までのように)背中で引っ張るのもひとつだけど､(選手や首脳陣と)話をしてわだかまりを取りたい｡ここ2年で選手も半分以上代わったので､コミュニケーションは大事｣(同)
と早くもキャプテンとしての自覚を覗かせ､
｢自分が変わることでチームも変わる｣(ニッカンスポーツより)
と宣言した｡

さらに翌日､ファン150人を集めて行われた『村田サンタと愉快な仲間たちのクリスマスパーティ』では､
｢これまでも年上の方から『おまえ､もう(奇抜なスタイルを)やめろ』といわれてきましたが､こういう性格なので､上の人から言われると､『もっとやってやるよ』となるんすよ(場内爆笑)｡茶髪がなんやと､ヒゲがなんやと､おまえより打っとるやんけと(場内喝采)｣(夕刊フジより)
と冗談を飛ばしながらも､
｢でも､若手の見本にはならず｡申し訳なかったと思っています｣(同)
とこれまでの言動を謝罪｡
村田の真剣な表情にファンからは拍手が送られた｡

試合中に監督室のソファーで寝転がっていた男の突然の"マジメ宣言"｡
しかし､村田の悪行を目の当たりにしてきた清水は､
｢どうしたんだろうね､急に｡30(歳)でこれじゃあアカンと思ったのかな｡まあ､人はなかなか簡単には変わらんけどね(笑い)｣(日刊ゲンダイより)
と半信半疑の様子｡

果たして村田はキャプテンとして､そして主砲として結果を残し､3年連続最下位に沈んでいるチームを救うことはできるだろうか｡

(2010年12月22日)

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