ヤクルト･青木宣親が球団日本人最高額で更新!! メジャーの夢は一時封印!?

ヤクルト･青木宣親外野手が24日､都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み､5000万増の年俸3億3000万円プラス出来高払いでサイン｡
元監督の古田敦也氏の3億円を超え､球団の日本人最高額となった｡

青木は昨季144試合に出場し､打率.358で3度目の首位打者を獲得｡
プロ野球史上初となる2度目のシーズン200本安打を達成した｡

交渉後の会見で青木は､
｢今までの選手の中で一番高い評価をもらえたのはうれしい｡ただ､そこを目指してやってきたわけではない｣(スポニチアネックスより)
とコメント｡
来季の目標として､2001年以来の日本一を掲げた｡

来季､20代最後のシーズンとなる青木はチームリーダーとしての自覚も十分｡
故障者の多いチーム事情を考慮し､交渉では球団側に､
｢うちのチームはケガ人が多い｡練習と同じくらい体のケアができる環境を整えてほしい｣(同)
と要求｡
トレーナーや栄養士の数を増やすことを提案したという｡

また､以前から希望していたポスティングでのメジャー挑戦については､
｢社長がダメという以上は話せない｣(同)
と交渉では触れなかったことを説明｡
今後は最短で2013年に取得する海外FA権での挑戦まで待つ構えのようだ｡

長年の夢を一時的に封印し､チームのために打ちまくる覚悟を決めた青木｡
前人未到の3度目のシーズン200本安打を達成した時､チームは10年ぶりの日本一に大きく近づくはずだ｡

(2011年1月25日)

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