ブルワーズ､青木の活躍で20連戦を15勝5敗! 大逆転でのプレーオフ見えた!

【ブルワーズ 8-2 ブレーブスミルウォーキー】

米大リーグ･ブルワーズの青木宣親外野手が12日(日本時間13日)､本拠地でのブレーブス戦に｢1番･右翼｣で先発出場｡
4打数2安打の活躍で､チームの逆転勝利に貢献した｡

青木は0-1で迎えた3回､外角の変化球を引っ張って一塁内野安打｡
5回にも三塁へ2打席連続となる内野安打を放ち､次打者の逆転3ランをお膳立て｡
この回､チームは打者13人の猛攻で一挙8点を奪い､試合を決定付けた｡

この20連戦､チームは15勝5敗と驚異的な強さを見せ､ついに4月12日以来となる貯金生活に突入｡
ナ･リーグ中地区では4位だが､ワイルドカード争いでは首位と3ゲーム差と逆転でのプレーオフ進出も見えてきた｡

チーム躍進の原動力となっているのが､この日も2安打した青木だ｡
この20連戦､青木は1試合だけ欠場したが､打率.312､2本塁打､11打点､6盗塁の好成績をマーク｡
ローニキー監督も､
｢長打が出ていることに満足している｣(スポーツ報知より)
と賞賛を惜しまない｡

日本での輝かしい実績がありながら､ブルワーズ入団前にワークアウト(入団テスト)が実施されるという屈辱を受けた青木｡
しかし､代打や守備固めで徐々に首脳陣からの信頼を獲得し､5月下旬からレギュラーに定着｡
いまやチームに欠かせない存在へと成長した｡

青木はこの日の試合後､
｢この20連戦は大成功｡残り試合､全部勝つぐらいの気持ちでやっていきたい｣(同)
と力強く宣言｡
真っ黒に日焼けし､ヒゲをたくわえたその顔からは､確かな自信がうかがえた｡

(2012年9月14日)

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