オリールズ･和田毅が笑顔で入団会見! 背番号18に｢とても新鮮な気持ち｣

米大リーグ･オリオールズは14日､ソフトバンクからFAとなった和田毅投手と2年総額815万ドル(約6億4000万円)で契約を結んだと発表｡
背番号は早大時代に着けていた｢18｣に決定した｡

和田は15日に本拠地･オリオールパークで入団会見を行い､冒頭のあいさつでは､
｢大学の頃からメジャーに憧れていた｣(時事ドットコムより)
と流暢な英語を披露｡
真新しい背番号18のユニホームに袖を通すと､
｢とても新鮮な気持ちで､とてもうれしい｡新たに挑戦する上でいい番号だと思う｣(同)
と笑顔を見せた｡

移籍先の条件を｢先発としてチャンスをもらえる球団｣としていた和田｡
獲得に名乗りを上げた球団は複数あったものの､先発としての起用を確約したのはオリオールズだけだったとみられる｡

ア･リーグ東地区に所属するオリオールズは今季､69勝93敗で4年連続最下位｡
さらに､14年連続負け越しと苦戦が続いている｡
先発陣は頭数こそ揃っているものの､まだ若く実績に乏しい｡
卓越した投球術と豊富な経験を持つ和田には､先発の柱として大きな期待が寄せられている｡

和田は会見後､写真撮影のため初めて本拠地球場のマウンドへ｡
電光掲示板に｢ツヨシをボルティモアに歓迎します｣とのメッセージが表示され､気持ちも高ぶったのか､
｢自分が入って(チームが)変わったと言ってもらえるような選手になりたい｣(同)
と力強く抱負を語った｡

ヤンキースやレッドソックスなど強豪揃いのア･リーグ東地区で､和田はどのような投球を見せてくれるだろうか｡
また日本のファンにとっては､レッドソックス･松坂大輔との同学年対決も注目の的となりそうだ｡

(2011年12月16日)

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