「紅白歌合戦2011」歌手別視聴率発表! トップ&ワースト歌手は?
2011年大晦日に放送されたNHK『第62回紅白歌合戦』の平均視聴率がビデオリサーチ社より発表され、前半35.2%、後半41.6%だったことが分かった。

注目歌手別視聴率でトップに立ったのは、大トリを飾ったSMAP。"SMAP AID 紅白SP"と題し、『not alone 〜幸せになろうよ〜』と名曲『オリジナルスマイル』を披露したステージは、デビュー20周年に相応しいものだった。
次いでEXILEが45.7%と高視聴率。"EXILE 東日本大震災 復興支援プロジェクト"と称して活動してきた一年を象徴する『Rising Sun』は、関東地区よりも平均視聴率が7%ほど高かった被災地へも届いたはずだ。

3位には『津軽海峡・冬景色』を歌った石川さゆりが44.7%、4位に『2011スペシャルメドレー』を披露したが44.6%、5位に二度目の出場となった松任谷由実が44.2%でランクインした。

海外からの録画出演で話題となったレディー・ガガも43.6%と注目度の高さを示している。
番組開始から21時までの前半で最高視聴率を記録したのは椎名林檎で39.0%であった。

かたや、最低視聴率を叩き出してしまった歌手は、24度目の出場だった川中美幸
『二輪草』を歌った彼女の出演時間に、31.5%を記録。ワースト2位のAAAと1%以上の差をつけての1位に。
そのAAAは『CALL』を披露して32.7%。3位に西野カナが『たとえ どんなに...』を歌唱した時間の33.0%、となっている。

紅白歌合戦』は傾向として毎年前半は視聴率が低い。ワーストに名を連ねる歌手も殆ど前半出場者であるが、唯一後半出場者でランクインしてしまったのは、東方神起。ヒット曲『Why?(Keep Your Head Down)』を歌ったが数字には結びつかず。
同じ韓国出身の少女時代は『GENIE』で39.9%、KARAは『KARA2011スペシャルメドレー』を熱唱して38.4%と後半一人目にしてはまずまずの数字となっている。

2011年を代表する歌手と言えるAKB48と、『マルモのおきて』から生まれたユニット、芦田愛菜&鈴木福は、それぞれ38.9%、39.1%、と序盤という出番を考慮すれば上々の視聴率。
時間別視聴率を見ると、AKB48の出番が回ってきて急激に視聴率が伸びているのが分かる。

瞬間最高視聴率は午後11時41分の49.7%で、井上真央が総括のコメントを述べているシーン。
大台の50%は一度も超えることなく、2011年の年末を締めくくった。
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