｢HEY! HEY! HEY!｣が打ち切り決定! 数々の批判により視聴率低迷!

フジテレビ系『HEY! HEY! HEY!』が､2012年内に放送を終了することが明らかとなった｡

1994年10月から､丸18年に渡り人気を博してきた同番組｡ダウンタウンとゲストアーティストによるトークが好評で､1stアルバム『First Love』をリリースして話題沸騰中の宇多田ヒカルが出演した1999年6月21日放送回は歴代最高の視聴率28.5%を記録した｡その他にも高視聴率回を連発し､日本の音楽番組史において一時代を築いたといえる｡

しかし近年は視聴率が低迷｡大きな原因とされているのが韓流アーティストの多用だ｡日本国内に韓国出身の歌手グループが続々と進出｡女性なら少女時代やKARA､男性なら東方神起やBIGBANGといった人気グループも生まれた｡
歌唱力やダンススキルの高さが評判に上がる傍ら､いわゆる"韓流ブーム"を毛嫌いする者も多く､日韓関係が悪化するにつれて反韓感情も高まった｡一時期毎週のように韓流アーティストが登場した『HEY! HEY! HEY!』に見限りをつけた視聴者も少なくないだろう｡

フジテレビ側は番組打ち切りに関して｢(番組として)役割を十分に果たした｡改編の一環｣と説明｡後番組は調整中だという｡
過去の名曲を取り上げる企画がメインに変わってからは視聴率一桁も珍しくなくなり､2012年放送回で最も数値が高かったのは､元AKB48メンバー･前田敦子の卒業公演を生中継した8月27日回｡その同回も､『桜の花びらたち』歌唱中にCMへ突入したり前田敦子ラストスピーチをOAしないまま番組を終了するなど､批判が寄せられる内容だった｡

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