ビッグダディが次女･柔美がプレゼントした受験勉強の参考書がありえない!?

テレビ朝日系『痛快!ビッグダディ』の林下一家の次女･林下柔美は､2012年3月に中学校を卒業｡高校進学を控えている｡

長男･林下新志と長女･林下愛美は愛知県豊田市に在住して､新志は元々父親が務めていた接骨院で働き､同院の寮で生活する｡
また､次男･林下熱志と三男･林下武志は鹿児島県奄美諸島の高校に通うため下宿中｡
香川県小豆郡土庄町に移住した林下一家の子供達で最年少なのが､次女の柔美なのだ｡

両親が小豆島に開業した｢島の接骨院｣で毎日働いているため､夕食の準備を柔美が担当する日も多い｡
新たに誕生した九女･蓮々を含め､小学校低学年以下の子供が4人おり､彼女たちの面倒を見る必要もある｡
となると､必然的に受験勉強に割ける時間は､一般的な中学3年生と比較して相当少なくならざるを得ない｡

高校進学に悩み､中学校のテストの成績も芳しくない彼女を気遣ったのか､父親･林下清志は"日頃のご褒美"として12月末自ら参考書を買って来て､柔美にプレゼント｡
柔美は本の裏表紙を見て一言､｢こんなお高い物を｣と感謝云々よりも"高額"な買い物に驚いた様子だった｡

林下清志が柔美に渡したのは､『受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題』というシリーズの英数国理社5科目分｡
各都道府県別の設問別正答率データを基に､全受験生の50%以上が正解した問題を集めた問題集で､受験対策における基礎固め用の本である｡

難関校を目指さない限り､基本問題をきちんと正解して得点を稼ぐのは必須であるが､問題なのは購入の時期｡
受験本番まで残り1ヶ月余りの年末年始に取り掛かるべき内容でないのは､高校受験を経験した人なら理解出来るはず｡
値段は一冊777円｡確かに250円が"大金"と扱われる林下一家では､お高い買い物なのかもしれない｡
夫婦だけで晩ご飯の後ラーメンを食べに行ったり､釣り遊びをする為の15,000円を払う金はあるようなのだが｡

十分な参考書も買ってもらえず､勉強する時間もない｡このまま納得のいかない状態で受験を迎え万が一落ちてしまったら､あまりに柔美が可哀想だ｡

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